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HPのプレミアムモバイルシリーズの新作はピュアノート!?

ENVY 13試用レポ ゴールドだけどマジメなクラムシェルPCなのだっ!!

2017年08月20日 10時00分更新

文● 編集長みやの(@E_Minazou

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 HPのノートPCのセグメントでいうプレミアムラインは、SPECTREとENVYの2シリーズである。最新モデルではSPECTREがx2というタブレット型2in1を、ENVYはクラムシェル型を受け持つカタチである。出荷開始となったENVY13が到着したので試用してみた。

ボディ全体がゴールドだが、液晶面のフチは黒い艶消しで、落ち着いてPCに向かうことができる。

シルクゴールドのボディに B&Oサウンドを実装

 ENVY13の魅力その1はやはり見た目の美しさである。アルミニウムのゴールド仕上げという、某A社の某MBが始めた銀パソラインを意識しているのかどうか分からないが、ファーウェイのMateBook XやASUSのZenBookと同様、ゴールドなPCである。

 基本構成は2タイプで、CPUはCore i3-7100U/i5-7200Uでメモリは4/8GB、SSDは256/512GBとなっている。

 実機を手にすると、表面はおなじみの繊細な梨地仕上げで、金色ではあるが、ギラギラしているわけではない。天版のhpロゴはプレミアムモデルにのみ許される、いわゆる「川」型で、そこはさすがにピカピカに金色だ。

天版の「川」ロゴと、その下部のENVYという文字がある部分は鏡面仕上げでキラリと光るのだ。

 液晶部の下端も特徴的で、「くの字」型に曲がっていて、液晶を開くと机上に回り込んで、本体を少し持ち上げる役目をもつ。HPが「リフトアップヒンジ」と呼ぶ構造だ。そして、この折れ曲がった部分だけは、ゴールドの鏡面仕上げになっており、光が当たると美しい。手油がつきやすいので、曇ったら拭きたくなる。

ヒンジ部分が本体を持ち上げ、キーボード面に傾斜が生まれる。最後まで開けると、鏡面処理された面ではなく、2つの「ポッチ」が支えるのでキズもつかない。

 液晶は13.3型のIPS液晶で解像度はフルHD(1920×1080ドット)のおなじみの設定である。両端は狭額縁で、おかげで本体の横幅もコンパクトだ。

 液晶の手前にはスピーカーが仕込まれていて、同社のプレミアムノートとしてはおなじみのBang&Olfsenのサウンドシステムを内蔵している。スピーカーは全部で4つあり、うち2つは底面の左右手前に設置されている。それによって、音楽もビデオも、広がりのある再生が体感できる。もちろん最大音量にしても音がワレることはない。

底面には前後に2本の直線的な足があり、その間のスリットから冷却用の空気を吸い込む。手前の左右端にあるスリットはB&Oのスピーカーだ。

 キーボードはきちんと日本語に対応しており、「け」や「む」のキーが小さいということはない。enterキーは少し小さめだが、右側に1列ぶんのキーが並んでおり、homeやpgup/dnが並ぶ。13型ノートでこの配置はなかなか珍しい。カーソルキーは右下端で小さめだが、きちんと凸型に並んでいる。キーはもちろんバックライト内蔵だ。

 タッチパッドは11×5.5cmと横長で、エッジがダイヤモンドカットされており、キラリと光るニクいやつだ。パッドの表面はパームレストやボディと同じシルキーな処理なので、指を滑らせやすいとはいえない。クリックは若干遊びがあり、カチカチと少し音がする。プレミアムとしては、もうすこし静音化してほしい部分だ。

リターンキーの右側に1列ぶんキーが配置されるレイアウトは、13型ノートでは珍しい。

 インターフェイスはUSBのType-AとType-Cが左右に各1個並んでいる。好きなコネクタを好きな方向から使えるのはいい設計だ。電源入力は別に専用端子があり、Type-Cが消費されないのも好感が持てる。海外のモバイルノートではよくあるmicroSDカードスロットも搭載している。

左右にType-AとCが1つずつ配置されているので、つなぎたいものを好きなほうに挿せる。

 サイズは幅305×奥行215×厚さ16mm。狭額縁の元祖DellのXPS13は304×200×15mmなので、ENVYのほうが奥行きが15mm大きい。重量はバッテリー容量54Whで1240g、XPS13は60Wh内蔵で1200gと、元祖はなかなか強い。

Core i5としてグッドなスピード バッテリーの持ちもOK

 今回はCorei5-7200Uを搭載した上位モデルで速度を測った。CinebenchR15のCPU速度は316、OpenGLが46で、ともに最新Core i5搭載機としては標準的な値である。

 3DMarkのFireStrikeは926と、かなり高い値が出た。冷却システムがきちんと設計されており、CPUがフルパワーで回る余裕があるということだ。排気口は本体の液晶ヒンジ側にあり、回っても熱気は液晶面の上を上空に流れていくので、回りに座っている人に迷惑がかからない設計である。

 SSDの速度はCrystalDiskMarkで計測した。マルチのシーケンシャルリード1797、ライト1057は同レベルのモバイルノートとしてはかなり高い。テスト機が搭載していたのは東芝の「THNSN5512GPUK」で、PCIe-NVMeの「XG3」シリーズだった。

 バッテリは前述のように54Wh搭載で、いつものBBenchでいつもどおり省エネOFF、フルパワー、液晶100%で4時間10分連続動作した。なかなか効率がいいマシンである。

 利用しながらの充電時間は、放電と同条件で50%まで54分70%まで80分とやや遅めだ。ACアダプタが小型で、最高出力40Wなので標準的な値ではある。

海外では「シルバー」モデルを発売している地域もあるが、日本はゴールド1本勝負だ。

プレミアムな見た目の
マジメなクラムシェルが欲しいキミに

 SPECTREとENVYは、HPのプレミアムモデルとして、新機種の発表会もなぜかプレミアムなカンヌ映画祭で行われている。

 もちろん見た目がキレイなだけではなく、HPの製品であるからして頑丈で、性能もプレミアムだ。ENVY13は、それに加えて、下位モデルでは10万円を切るお値段がついていて、お買い求めもしやすい(送料・税抜)。13型モバイルノートという選択肢としては、日本で1.2kg超えは重すぎだが、それが気にならないなら、キレイなアルミボディと高いパフォーマンスをもったお買い得マシンなのである。

 ちなみに海外ではシルバーモデルもあるうえ、17型モデルもまだ売っている(光学ドライブ内蔵と!!)。オレ的には15型で4Kで4コアでGTXなプレミアムモバイルを期待しておりますのでよろしくお願いしますね。。。


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