COMPUTEX TAIPEI 2017レポート

Mini-ITXで18コアも夢じゃない? X299変態マザーをASRockがCOMPUTEXに出展

文●山県 編集●北村/ASCII.jp

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 ここ最近、自作ユーザーからの関心が高いASRock。期待通り、Intel X299チップセットを搭載したマザーボードを多数発表。COMPUTEXの会場である南港展覧館のASRockブースを早速チェックしておこう。

ASRockブースでは「Super Carrier」をベースとした空母(Super Carrier)が展示されていた

 展示されていたX299チップセット搭載マザーボードは、全部で6製品。おなじみのネーミングを冠したモデルが並ぶ中、注目はMini-ITXフォームファクターの「X299E-ITX/AC」だ。

Mini-ITXフォームファクターの「X299E-ITX/AC」

 ASRockといえば、LGA2011-v3対応のMini-ITXマザーボード「X99E-ITX/ac」を手掛けた実績があるが、「X299E-ITX/AC」の系統的にはその流れをくむもの。当時欠点として指摘されていたメモリースロットの本数(今回は4本)や、CPUクーラーの対応状況(「X99E-ITX/ac」では専用のNarrow ILMタイプが同梱されていた)が改善されている。

ストレージ周りのインターフェースをカード化するという大胆なアイデアを披露したASRock。久々に変態仕様と思わせる作りだ

 さらにストレージ周りのインターフェースをカード化することで、基板上のスペースを確保。Mini-ITXながら、十分なオンボードデバイスが確保されている。18コアの「Core Xシリーズ」を小型ケースで運用する、という自作PCも十分ありというワケだ。

一番下の位置づけになる「X299 Killer SLI/AC」

あのニックモデル「X299 OC Formula」が復活。「Core Xシリーズ」はOC耐性が非常に高いという

 そのほか、10GbLANを採用する「X299 Professional Gaming i9」を筆頭にオーバークロッカー向け「X299 OC Formula」、コスパ重視の「X299 Taichi」、さらに「X299 Gaming K6」、「X299 Killer SLI/AC」がお目見え。

「X299 Gaming K6」

10GbLANを採用する「X299 Professional Gaming i9」

 これらのモデルは、まもなく発売が開始される予定。ただし、Mini-ITX「X299E-ITX/AC」は、8月頃の発売が予定されている。

ハイエンド仕様ながら価格を抑えた人気のTaichiシリーズ。今回はホワイトカラーは採用せず

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