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試行錯誤しつつ学べるソニーのブロック型学習キット「KOOV」

2017年02月01日 17時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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 ソニー・グローバルエデュケーションが2月1日に発表した「KOOV(クーブ)」は、ブロックと電子パーツでロボットを組み立て、専用のプログラムアプリでロボットを動かせるロボット・プログラミング学習キット。2月1日から先行予約受付を開始し、2月18日発売予定。ソニーストアおよび家電量販店のウェブ通販を中心に販売する。

ソニー・グローバルエデュケーションのブロック型ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」の作例

ブロックは7種類と厳選しつつ、1ブロックで64の組み合わせが可能と自由度が高い

 KOOVはブロック172個+電子パーツ16個の“KOOVスターターキット”(税別3万6880円)と、ブロック302個+電子パーツ24個の“KOOVアドバンスキット”(税別4万9880円)、KOOVスターターキットと組み合わせることでKOOVアドバンスキット相当となる“KOOV拡張パーツキット”(税別2万1880円)をラインアップ。

 ブロックともに組み上げた電子パーツはArduino互換の「KOOVコア」にケーブル接続し、専用アプリ経由でプログラミングしたデータをKOOVコアに転送して動作させる。プログラムはアプリ上でブロックをドラッグ・アンド・ドロップして組む方式で、対象年齢は8歳からと低めに設定されている。また、学習コースが用意されており、ロボットプログラミングとブロックモデリングを学べる。

 発表会にはソニー・グローバルエデュケーション代表取締役社長の礒津 政明氏が登壇。「日本でもプログラミング教育に関する意識が非常に高まっている」と、KOOVの開発経緯を説明。また礒津氏は「“ティンカリング(Tinkering)”は失敗を恐れずにいじくりまわすこと、という意味。ティンカリングは学習に非常に重要な要素で、KOOVはティンカリングに最適」と語った。

ソニー・グローバルエデュケーションの礒津 政明社長

ソニーコンピューターサイエンス研究所代表取締役社長の北野宏明氏も登壇

 KOOVは2月2日からソニーストア(銀座・名古屋・大阪・福岡天神)にて先行展示を実施する。


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