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悪意のあるリンクをブロック、検疫、タグ付け

エフセキュア、AWS MarketplaceでURLチェック用APIを公開

2016年12月21日 15時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 12月20日、エフセキュアはURLチェックAPI「F-Secure Security Cloud API for AWS」をAWS Marketplaceで提供開始する。Amazon API Gateway上で実行され、クラウド内の悪意のあるコンテンツのURLをチェックし、コンテンツタイプ別に分類する機能を持つ。

 F-Secure Security Cloud API for AWSにより、悪意のあるリンクはブロック・検疫され、管理者がさらなる分析と処理を行なうためにログに記録し、フラグを付けることが可能。また、URLはコンテンツのタイプに応じて分類され、ヘイトやアダルトなど不審なコンテンツにはフラグが付けられる。こうしたアプローチにより、クラウドサービスがマルウェアや不要なコンテンツを広めることを防ぎ、IT管理者は脅威の調査や対応が可能になる。

 APIはデジタル脅威分析システムである「F-Secure Security Cloud」上に構築されており、サービスのパフォーマンスを損なうことなくリンクの安全性を検証できる。また、エフセキュアのデスクトップ製品およびサーバー製品で使用されているものと同じ技術を採用。AWS Marketplace内では注目APIグループの1つとして選定されており、リンクや共有機能を備えたクラウドサービスのセキュリティを強化するという。

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