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T教授の「戦略的衝動買い」 第383回

中華だけどスマートウォッチの本命 「S99」を衝動買い!

2016年06月15日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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テザリングの設定も発見!

Googleさえ表示できればもうこっちのものだ

Googleさえ表示できればもうこっちのものだ

特に用事もないが、返信メールを出してみた。余裕だ!(^_^;)

特に用事もないが、返信メールを出してみた。余裕だ!(^_^;)

Google Calendarでスケジュールビューもバッチリだ

Google Calendarでスケジュールビューもバッチリだ

 さて、これでS99はGoogle検索が使えるようになり、日本語入力とポインティングデバイスにより、インターネットはS99にとって桃源郷となった。しばし筆者のコラムを見たり、Gmailを見てわざわざS99で返事を書いてみたり。スケジュールを見るのも朝飯前だ。

 表示される文字はかなり小さすぎるが、ピンチアウトでスクリーン上では簡単に拡大できるので、そこそこのスピードを実現している上下左右のスクロールで我慢できるなら、それなりに使えてしまうのが素晴らしい。

なんと、テザリングメニューには驚いた。しかし腕時計がモバイルルーターになるなんてワクワクする世界だ

なんと、テザリングメニューには驚いた。しかし腕時計がモバイルルーターになるなんてワクワクする世界だ

 さて、最後になったが、WAN対応のS99の一番の特徴であるSIMの導入と設定をしてみよう。そう思ってもう一度、接続メニューを見たら、「Wi-Fiアクセスポイント」という表記に気がついた。ひょっとしてと思ってメニューをタップしたら、予想通り“テザリング設定”だ。3Gとは言え、腕時計がモバイルルーターになるなんて、なんてワクワクする楽しい仕様だろう。

SIMはよくある金属フレームのガイドにはブカブカで、結局、SIMスロットに寝かしてフタが閉まるようにした

namoSIMはよくある金属フレームのガイドにはブカブカで、結局、SIMスロットに寝かしてフタが閉まるようにした

 早速SIM(namoSIM)を入れてみようとしたのだが、ちょっとコツが必要だった。nanoSIMは普通、金属のフレームガードに入れてから90度倒し、スライドさせて固定するものだと思っていたが、S99の場合はSIMはフレームにはブカブカで、SIMスロットに寝かせてからうわ掛け布団を被せるようにフレームガードをかぶせて固定するようだった。

 SIMフリースマホと同様、SIMを入れると必ずやらないといけない設定に“APNの設定”というのがある。SIMフリースマホでも、昨今、多くの場合、APNリストの中から自分のSIMのAPNを選択するだけというのが増えてきているが、ユーザーによるAPN追加メニューを探したが見つからない。これで万事休すかと愕然としたが、なんということはなく、既存の設定を単に上書きすれば簡単に独自のAPNができあがってしまう。

音声ダイアルはキーパッドでも簡単にできる

音声ダイアルはキーパッドでも簡単にできる

当然だが、連絡先から発話するラインをタップするだけでも電話できる

当然だが、連絡先から発話するラインをタップするだけでも電話できる

 音声通話は、連絡先から目的の相手をタップしても、ダイヤルパッドでも問題なし。連絡先のお店などの住所が登録されていれば、そこをタップすることでスムースにGoogle Mapで表示される。メニューからお天気アイコンをタップすれば現在地のお天気も知ることができる。

連絡先のデータがこのようなフォーマットで保守されているなら最高に便利。住所をタップすれば、Google Mapが自動的に表示される。けっこう速い

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