データ保存も動画変換もおまかせ
あると便利な今時のNAS事情
ネットワーク経由でPCのみならず、スマホやタブレットなどのファイルをまとめて保存でき、共有できるNAS(Network Attached Storage)。
家庭内ネットワークにつながるさまざまな機器からアクセスでき、設定次第で外出先から動画を見たり、音楽をダウンロードしたりできる。スマホやタブレットをはじめ、リビングのテレビやレコーダーなど、ネットワーク接続が当り前になっているだけに、1台あると超便利。
NASはバッファローなどの国内周辺機器メーカーから登場しているが、注目はNASキットだ。自分でHDDを組み込んだり、使い方にあわせて設定やアプリを導入したりする手間は必要だが、かなり簡略化が進んでおり、導入ハードルは低くなっている。
そのうえ、高性能なプロセッサーを内蔵することで、リード・ライトの高速化やハードウェアトランスコードを実現している。
また、リビングのテレビなどと連携できるDLNAやDTCP-IP(一部モデル)、NAS内に保存した動画などをHDMIで接続したテレビで楽しめるメディアプレイヤー機能など、多機能になっている。
NASキットは、1~2万円台の手ごろな価格帯からあり、ラインナップが豊富なASUSTOR、Synology、QNAPの3社が人気。
今回は、人気メーカー3社の製品群のなかから、予算や用途にあったベストなNASキットを見極められるよう、冗長性あるRAID1をサポートする2ベイ仕様かつ、4万円アンダーの製品7モデルをチョイス。いろいろと試してみた。
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