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ダンボール製簡易VRでタッチ操作
Tech in ASIA賞には『MilboxTouch』、スマホをセットして使えるダンボール製のVRヘッドセットで操作が可能になるタッチインターフェースだ。ダンボール製のVRヘッドセットの場合。通常はスマホの操作に必要なディスプレー画面にタッチできないが、この電子モジュールを追加するだけで、直感的なタッチ操作が可能になる。
モジュールは伝導性インクが用いられた、たった1枚のシールだけ。ダンボール製のVRヘッドセットと組み合わせて、側面の円状のコントロール部分でスクロール、タップ、スワイプなどスマホのタッチ操作ができてしまう。
『MilboxTouch』の商品も販売しているが、簡易的なダンボール型VRヘッドセットにOEM提供して、タッチ操作のスタンダードになりたいとしている。入力方法は個別に実装する必要があるため、専用のSDKも提供している。
今回のピッチ、質疑応答はなく約2時間で16社の技術、サービスのプレゼンが続くという怒涛の内容だった。
最優秀賞に輝いた『bioSync』まだまだ研究中のもので、ビジネスモデルも確立できていない。それでも審査員満場一致で選ばれ、技術で栄冠を勝ち取っていた。まさにイノベーションという名にふさわしいイベントだったのではないだろうか。
●Microsoft Innovation Award 2016
最優秀賞(日本航空アントレプレナー賞) 『bioSync』(筑波大学/人工知能研究室)
審査員特別賞、The BRIDGE賞『The VOICE』(Hmcomm)
審査員特別賞『科学を加速させるAI ~クラウドを活用したライフサイエンス研究画像解析~』(エルピクセル)
オーディエンス賞、PR TIMES賞『Secual』(Secual)
サムライインキュベート賞 『KAGURA』(しくみデザイン)
Tech in Asia賞『Milbox Touch』(WHITE)
●ファイナリスト
『LandSkip』(LandSkip)
『スマート内覧』(ライナフ)
『VitalCatch with Azure IoT Suite』(WevNAL)
『アロバビュー』(アロバ)
『みどりクラウド』(セラク)
『MEDICMO-MHC』(エクストリームデザイン)
『Pathee』(tritrue)
『TANREN』(TANREN)
『Putmenu』(ボクシーズ、タグキャスト)
『Spoch』(SPLYZA)
■関連サイト
Microsoft Innovation Day
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