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スマホで使えるサーモグラフィー「FLIR ONE」を買った!!

2015年12月29日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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計測器メーカーFLIR製の「FLIR ONE」

 デジタル製品と密接な存在である熱。ノートPCにしてもスマホにしても自作PCにしても、温度チェックする頻度は多く、これまでは赤外線温度計と手のひらチェックで、およその概要をピンポイントで掴んでいた。

 もっとお手軽な手段としてはサーモグラフィーの導入があるのだが、業務用となるのでとても高価だ。

 ただ科学万能の世の中において、額に汗してあれこれしてハードウェアのレビューを行なうのは効率が悪いし、熱がどうと記述するのも面倒だし、読むにしてもイメージしにくい。

 なにより、さっさと検証を済ませて、空いた時間で大好きな艦これの不知火を愛でていたい。

 そこで、自分へのお誕生日プレゼントとしてサーモグラフィーを探すことにした。その過程で見つけたのがFLIR ONE。スマホに取り付けて使えるサーモグラフィーだ。

スマホでサーモグラフィーが撮れる

Lightning端子かmicroUSB端子に
接続して使用する

 FLIR ONEには、「FLIR ONE for iOS」と「FLIR ONE for Android」のふたつがあり、iOSデバイスであればLightning端子に直付け、Androidの場合はmicroUSBに直付けして使用する。

 発見時点ではAndroid版にしようと考えていたが、microUSBからUSB type-Cへのシフトが進みつつあるので、しばらくは使用されるであろうLightning端子を採用するiOS版を選んだ。

本体正面。左がフツーのカメラで、右が赤外線センサー

 入手先は佐藤商事で価格は3万8880円。Amazonなどを見るとその前後の価格帯で流通しているようだ。

 FLIR ONE本体はコンパクトで携行性の高さも購入の決め手になった。サイズは72×26×18mmで、重量は30g。

 これなら新製品記者発表会などでの温度計測が容易だし、暗所の取材時の安全確認用にも活用できるからだ。

 本体を見ると正面にはカメラがふたつある。ひとつはフツーのカメラで、もうひとつが赤外線センサー。

 FLIRの上位モデルは1眼使用だが、こういった部分でコストカットをして、サーモグラフィーとしてはお手頃な価格に着地させたのだろう。

 また側面には電源ボタンとmicroUSB端子がある。microUSB端子は充電専用で、バッテリー容量は350mAh。バッテリー駆動時間はこれまでのチェックからすると、約1時間といったところだ。

左側面にあるのが電源ボタン右側面にはmicroUSB端子とランプがある

 具体的な性能はカタログスペックで公開されている範囲では、センサーは長波赤外線方式、温度範囲はマイナズ20度~120度、感度は0.1度刻みとなっている。

 また自動キャリブレーション機能も搭載されており、電源を入れたら細かい部分を気にせず使用できる作りだ。

付属のキャリングケース。Lightning端子が剥き出しなので、これがないと運搬に問題が生じやすいうっかり力を加えると根元から折れそうなので、延長ケーブルを用意したいところ

 ちなみに、FLIR ONE自体は2014年にiPhone 5/5s専用ケースに内蔵される形で登場しており、今回購入したFLIR ONE for iOSは第二世代になる。CES 2015で発表されていたのだが、しばらく音沙汰がなく、すっかり存在を忘れていた。

 ONEつながりだと、同じくiPhoneに直接接続するカメラ「DxO ONE」の国内展開はどうなったのだろうか……。

→次のページヘ続く (熱源や熱分布がよくわかる!

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