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ホームのずれや押し間違いにも賢く対応

「ATOK 2016」ユーザーの意図をくみ取る入力システムへ

2015年12月04日 18時45分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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 ジャストシステムは12月4日、日本語入力システム「ATOK 2016 for Windows [ベーシック]」および「ATOK 2016 for Windows [プレミアム]」を発表した。

 2月5日に発売する。価格はそれぞれ8640円、1万2960円。

 場面に応じて必要な候補を切り換えて提示する機能、入力ミスを補正する機能など、ユーザーの意図をくみ取る仕様を盛り込み、入力の効率化を図った。

 他の文書や同一文書内を参照しながら文字入力をする際、参照している間のみ、自動的にその文書内のことばやフレーズを優先して変換候補や推測候補として提示する「ATOKインサイト」、母音の押し損ねやホームポジションからのずれを補正する「ATOKタイプコレクト」のほか、確定後のことばやホームページなど閲覧文書内のことばに対しても辞典検索が行える「ATOKイミクル」を搭載。

 また、「リフレッシュナビ」を搭載し、連続入力時間や入力文字数、入力ミス回数などから疲労度合いを測定し、休憩が必要と判断したときに、画面隅にポップアップ表示をして休憩のタイミングを知らせる。

 「ATOK 2016 for Windows [プレミアム]」では「精選版日本国語大辞典」「ジーニアス英和辞典」「ジーニアス和英辞典」からの辞書検索が可能。また変換中のことばからリアルタイム翻訳が行える「8カ国語クラウド翻訳変換 for ATOK」や、Excel内の単語やフレーズを変換候補として表示する「ATOKダイレクト for Excel」も利用できる。

ATOKイミクルのイメージ

ATOKタイプコレクトはホームボタンのずれなどを感知してくれる

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