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ノート/レコーダーアプリ、Officeなどで、資料収集から作成まで1台でこなせる!

会議の達人を目指すなら、dynabook R82のTruアプリ

2015年07月02日 18時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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「dynabook R82」

 あの時の会議の資料どこにやったっけ? 重要な会議になればなるほど、資料の紛失やメモの取り忘れは致命的な事態を招きかねない。そんなデータの保存を1台ですべてこなせるのが、東芝の12.5型デタッチャブルノート「dynabook R82」だ。

 dynabook R82は、ノートアプリ「TruNote」やレコーダーアプリ「TruRecorder」など、資料収集に役立つアプリを多数搭載している。前回は、ディスプレー部が約730gと軽量だったり、キーボードドックにしっかり固定できたりと、タブレットとしてもノートパソコンとしてもしっかり使える点に触れた。今回は、dynabook R82に搭載されたソフトについて紹介しよう。

メモ書きからガッツリ書き込みまで、手書きノートアプリ「TruNote」

 まず注目したいのが手書きノートアプリ「TruNote」。会議などで重要な部分のメモを取ったりするのに最適なアプリだ。dynabook R82は、ディスプレー左下にペンを内蔵しているほか、上位モデルの「dynabook R82/PGP」には電磁誘導方式の専用デジタイザーが付属する。内蔵のペンでも十分メモ書きなどは可能だが、専用デジタイザーを使うと紙の上に書いているような書き心地で作業ができる。

ディスプレー左下にペンを内蔵し、上位モデルには専用のデジタイザーが付属する

 また、文章を書き込んだ後に色や太さなどを変更できるのも特徴だ。会議中はメモに専念し、後から重要な部分の色を変えたりすれば、しっかりとした資料が出来上がる。最大1000冊までノートを保存可能。昔を保存する際、紙のノートだと保菅場所が必要になるが、データとして残るのでかさばらずに済む。また、データに含まれる文字を入力すれば、ノートの検索が可能なのもうれしい。

後から色や太さを編集できるので、会議中はメモを取ることに集中できる

ディスプレーを逆に取り付ければキャンバスになる!

 dynabook R82は、ディスプレーを逆向きにしてキーボードドックに装着できるのも魅力の1つ。また、通常のノートパソコンよりヒンジが堅いため、逆向きに装着した状態でメモ書きなどをしてもディスプレーの角度が変わったり、揺れにくいのでキャンバスのように使用できる。ガッツリではなくちょっと別の作業をしながらメモ書きしたい時などに便利だ。

ヒンジが固いので、ディスプレーを逆向きに取り付ければキャンバス替わりにできる

話者を識別するレコーダーアプリ「TruRecorder」

「TruRecorder」は、話者を識別して色分けしてくれる

 続いて紹介したいのが、レコーダーアプリ「TruRecorder」だ。このアプリの最大の特徴は、話者を識別して認識する点にある。話者ごとに分けて画面に表示されるほか、重要な部分に印をつけておくことも可能だ。これにより、会議など複数人が発言している中で、1人の発言を文字に起こさなくてはいけない場合、非常に役に立つ。

 実際に録音した状態で3人で雑談してみた。結果、しっかりと3人の会話を識別できたのだが、謎の4人目が登場した。後で聞いてみると、少し離れたところで話している人の会話が入り込んだということがわかった。

 このように、会議後に録音した会話を文字におこす際に誰なのかわからない発言が混じっていることはよくある。TruRecorderでは、話者を識別して分けて表示されているので、文字におこしたい人以外だとわかるのはありがたい。

重要な部分に☆マークを付けておけば、後で聞き直すときに便利

 バックグラウンドで録音も可能で、TruNoteでメモを取りながら録音といった使い方もできる。また、オプションで「操作音低減」をONにすれば、TruNoteでメモを取る際におこるデジタイザーの音を除去してくれるので、後々聞き直す時にメモ書きの音がしないのはありがたい。

オプションで「操作音低減」をONにすれば、デジタイザーでメモを取るときの音を消してくれる

 そのほか、高速再生やゆっくり再生する機能も搭載しているので、話者が英語の時などにも役に立つ。

資料として写真で残す際、台形補正が便利な「TruCapture」

 会議で配られた資料や、ホワイトボードへの板書をデータとして残しておきたい時などに便利なのがカメラアプリ「TruCapture」。撮影後に台形補正が可能なので、急いで撮影して角度が歪んてしまった場合でも、ある程度は補正してくれる。dynabook R82はタブレットとして使用できるディスプレー部が非常に軽いので、写真を撮る際に片手で持ってもブレにくい。

撮影した角度がずれていても、ある程度なら台形補正できるので資料がみやすくなる

Office標準搭載で普段作業もフル活用!

 そのほか、Office Home and Business プラス 365 サービスも標準搭載しているので、WordやExcel、PowerPointを使って普段の文章やプレゼン資料作成も可能だ。また、HDMI端子のほか、ミニD-sub 15ピンも備えているので、会議室のプロジェクターなどに直接作成したプレゼン資料を映し出すことも可能だ。連続駆動時間が最大10時間と長いので、外出先での仕事もフルでこなせる。

ミニD-sub 15ピンやHDMI端子を備えているので、プロジェクターや大画面のテレビに接続して作成したプレゼン資料などを直接出力できる

バリバリ仕事するビジネスマンの相棒に最適!

dynabook R82を使いこなせば「会議についてはあいつに聞けば全部わかる」といわれるようになるかも!

 dynabook R82は、ビジネスマンがこなさなくてはいけない仕事を1台に集約できるデタッチャブルノートだ。アプリを使って作成した資料データなど常にdynabook R82に入れるようにしておいて、ビジネスバッグに入れて持ち運べばいつでもどこでも必要な時にすぐに引き出せる。「あの日の会議であの人なんて言ってたっけ?」なんて上司が急に言い出しても、データとして残しておけばすぐに要望に応えることができるのだ。

 また、上位モデル「dynabook R82/PGP」だと256GB SSD、下位モデル「dynabook R82/PGQ」だと128GB SSDと、長い期間の資料を保存する容量をもつほか、動作もスムーズで作業もはかどる。ビジネスマンとしてバリバリ活躍するための相棒として活用するデタッチャブルノートなら、dynabook R82がオススメだ。

試用機の主なスペック
機種名 dynabook R82/PGP
CPU Core M-5Y31(2.4GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 5300(CPU内蔵)
メモリー 4GB
ストレージ 256GB SSD
ディスプレー 12.5型(1920×1080ドット)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0
光学ドライブ
インターフェース MicroUSB 2.0端子×1、microHDMI端子×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1(ディスプレー部)、USB 3.0×2、HDMI端子×1、ミニD-sub 15ピン×1、Ethernet×1(キーボードドック)
内蔵カメラ 前面:約200万画素、背面:500万画素
内蔵センサー 電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー
サイズ/重量(ディスプレーのみ) およそ幅309.0×奥行199.9×高さ8.8mm/約730g
サイズ/重量(キーボード接続時) およそ幅309.0×奥行215.2×高さ21.0mm/およそ1.43kg
OS Windows 8.1 Update(64bit)

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