このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Dropbox、SugarSync、Googleドライブ、OneDrive、iCloud Drive

SugarSync難民向け!? 次に使いたい「クラウドストレージ」5選

2015年05月06日 15時00分更新

文● 二瓶 朗 編集●村山剛史/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Appleもクラウドストレージに参入「iCloud Drive」

iCloud Driveのサービス概要
サービス名 iCloud Drive
URL https://www.icloud.com/
無償プラン 5GB(iCloudで利用する領域含む)
有償プラン 20GB:100円/月、200GB:400円/月、500GB:1200円/月、1TB:2400円/月
主な機能 スマホ対応(iOSのみ)、自動アップロード、PC間同期、フォルダー共有、パブリックリンク公開、ウェブオフィス機能、写真サムネイル表示、動画ストリーム再生

 「iCloud Drive」は、Appleの提供するクラウドストレージサービス。

 Appleはかねてより「iCloud」としてクラウドサービスを提供している。しかし、それはあくまでもiOSのアプリデータの保存とシステムのバックアップ用だった。ユーザーが特定のファイルをクラウドにアップして共有する、といった使い方はできず、一般的なクラウドストレージとは一線を画したサービスだったのだ。

 ところがiOS 8の登場と共に提供開始されたiCloud Driveは、他のクラウドストレージサービス同様の使い方ができるようになった。

 iOSの対応アプリ(「Pages」「Numbers」「Keynote」といったAppleのiWork系アプリなど)で作成したファイルの保存先としてiCloud Driveを選択できるほか、Mac OS X(Yosemite以降)やWindowsでは専用の「iCloud」フォルダーがシステムに表示され、そこにファイルを保存することでクラウドにアップ、他のデバイスで同期する、というような使い方が可能となった。

 無償で利用できる容量は5GB。ただしこの容量にはiCloudで実行されるiOSデバイスのバックアップ領域も含まれているので注意したい。バックアップデータだけでそこそこの容量を占有してしまうからだ。もちろん有償プランも用意されている。

Mac OS X(Yosemite)の「iCloud Drive」フォルダー。ここに任意のファイルを保存してクラウド経由で同期、共有できる

ウェブブラウザーからiCloud Driveへアクセスしてみたところ

Windowsには「iCloud」クライアントアプリをインストールして「iCloud Drive」をオンにする必要がある

iOSのアプリ(Numbers)で作成したファイルをiCloud Driveへ保存してみた。「コピー」→「送信」でiCloud Driveが選択できた。ほかのクラウドストレージのように、独立したアプリを操作してファイルをコピーするわけではないのでちょっと戸惑うかも。なおAndroidには(現時点では)非対応

無償で使うか、万が一を考えて有償にするか?

 以上、おすすめのクラウドストレージサービスを5つほど挙げてみた。実際のところまだまだ数多くのサービスがあるのだが、さらに詳しい紹介はまたの機会に。

 クラウドストレージサービスに関しては、無償プランでも十分、と思う人も少なくないかもしれないが、今回のSugarSync無償サービスのように、プラン自体が終了してしまったり、プラン内容が変更することも皆無というわけではない。また場合によってはサービス自体がクローズするということもある。その点に注意して、好みのサービスを使い倒していただきたいものだ。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン