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Core i7-5500UとNVIDIA GeForce GTX 850Mを搭載

9万円台でデスクトップ級フル装備の17型ノート「HP ENVY17-k200」

2015年04月21日 11時00分更新

文● 山口優、編集●金子/ASCII.jp

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性能だけでなく音質や使い勝手も追求

キーボードとヒンジの間には、BeatsAudioデュアルスピーカーが搭載されている

 「HP ENVY17-k200」はBDドライブを搭載し、ゲームを快適にプレイできる性能を持っているとなると、Webやメールなどの日常的な用途だけでなく、エンタメ用途でもガンガン使ってみたくなるものだ。本機の場合は、音楽や動画などのコンテンツ向けに高音質なBeatsAudioデュアルスピーカー(2W+2W)とサブウーファーが搭載されている。その結果、ノートPCの内蔵スピーカーとは思えないほど迫力あるサウンドを楽しむことが可能だ。

BeatsAudioデュアルスピーカーは、ユーティリティで音質などを調整することも可能

Windowsログインなどに便利な紋認証センサー

 使い勝手の面では、指紋認証センサーが搭載されている点に注目したい。OS起動時やWebサイトの認証時に、パスワードを入力する代わりに指紋認証センサーを指でなぞるだけで手軽にログインできてとても便利。指紋の登録も簡単で、ユーティリティを起動したあと、2回ほどセンサーの上を指でなぞるだけでOKだ。

パームレスト部に搭載されている指紋認証センサー

「HP SimplePass」を使うと自分の指紋を登録できる

 このほか、真夏の日中のように電力消費の多い時間帯のみバッテリー駆動するよう設定できるピークシフト機能「HP AC Power Control」など、使い勝手を追求したアプリが複数搭載されているので、用途や利用シーンに合わせて使ってみるといいだろう。

ピークシフトを管理できるユーティリティも搭載されている

バッテリーは交換可能

 ちなみに「HP ENVY17-k200」のバッテリー駆動時間は、カタログ値で最大約4時間15分となっている。最近のノートPCとしては決して長い方ではないが、多くの場合机の上に据え置いて使うことを考えれば必要十分。とはいえ、ときには気分転換のため場所を変えて作業したり、会議室やプレゼン会場など電源を確保できない場所で使うこともあるだろう。

 そこで、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って実際にどのくらい持つのかを計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。

 その結果、電源プランで「省電力」を選び、画面の明るさを最小にした場合、カタログ値を大きく超える7時間52分の駆動が可能だった。これならちょっと長めの会議でもACアダプタなしで乗り切れそうだ。

BBench結果
カタログ値約4時間15分
省電力プラン7時間52分

バッテリーは簡単に脱着できる。画面の明るさを抑えれば思った以上に長時間駆動可能


 

(次ページ、「マルチに活躍する全部入りの高性能ノート」に続く)

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