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24時間車の監視に使われる!? シャープ、超高精細CCDを開発

2015年01月27日 21時42分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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交通社会を守る! シャープ、交通監視用の超高感度CCDカメラを発表!

 シャープは今日27日、業界最高感度1450mVを実現したという交通監視用カメラ向け1/1型600万画素のCCD3機種を開発すると発表した。

 現在、日本の道路はITS(高度道路交通システム)によってさまざまな情報が取得・発信されている。このITSに用いられる交通監視用カメラは、24時間昼夜を問わず走行車両の情報やナンバープレートを識別する必要があるため、高解像度で高速撮影が可能なイメージセンサーが必要だ。

 シャープが開発に着手するCCDは、光を電気信号に変換する領域を拡大し、道路を幅広く撮影できる600万画素の高精細イメージセンサーを採用し、業界最高の可視光感度1450mVを実現したという。また、可視光より波長の長い近赤外光下での撮影にも対応し、明るいシーンから暗闇のシーンまでを鮮明に撮影できるとのこと。また、600万画素の画像を1秒間に30枚出力することで、高精細で滑らかな映像が撮影可能になっている。

 なお、同社は監視・車載・医療向け40万~800万画素のイメージセンサーのラインアップを“iSHartina”(アイ・シャルティナ)という愛称で展開してる。


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