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姫乃たま、デルXPS 13を使ってみます 第5回

機械音痴JD「姫乃たま」とXPS 13の同棲生活

2015年01月21日 12時50分更新

文● 姫乃たま

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 自称地下アイドル、本業女子大生の姫乃たまです。少々遅くなりましたが、2015年最初の掲載ということで、あけましておめでとうございます

いまや新年の祝い酒を飲む時も一緒という仲の良さです。ちなみにマイ升です

 2014年も、ギターが一向に上達しなかったので、iPhoneにGarageBandをダウンロードしたところ、機械音痴のため満足に使えずじまいという1年でした。多分、機械に対するセンスと、知識を蓄えるまでの忍耐力が足りていません。

 そんな私の機械音痴と忍耐力のなさを面白がったASCII.jp編集部から、同棲生活を求められて、早くも半年が過ぎようとしています。お相手は、スリムで、頑丈で、(画面が)明るい、デルのパソコン「XSP 13」です。

同棲中の13型ノートパソコン「XPS 13」(もう旧型になってしまいました)

本連載もこれで5回目に

 私とXSP 13の日常を綴るのは、今回で第5回になります。すべて読んでくださっている奇特な方はお気づきかと思いますが、これまでの4回に渡る連載で、私はまともにXSP 13を使用していません。

 第1回ではアイマスク代わりにし、第2回ではスターバックスで開くだけ開いて満足し、第3回には仕事をサボって無意味にキーボードを光らせ、前回にいたっては、ようやく重い腰をあげて、映像を流すためライブハウスへ持参したにも関わらず、私の知識不足(プロジェクターと接続するためのケーブルを用意できなかった)でお役目御免にするなど、XSP 13に対して失礼な態度をとり続けてきました。

 前回の掲載から、約3ヶ月。私は売れない地下アイドルのままですし、私生活にいたっては来年度から無職決定の崖っぷち大学生になってしまいました。しかし、XSP 13だけは、そんな私の生活を支えてくれていたのです。

ASCII.jp編集部に押しかけて、仲の良さをアピールしているところ。誰も気にかけられていません

卒論の1番の味方はXPS 13

 卒業だけはしておこうと卒論にとりかかった私の1番の味方が、彼(情がわくと機械を人のように扱ってしまう、よくある現象)でした。とにかくバッテリー持ちがよく、カタログの情報だと最大で8時間53分となっているのですが、実際もその通りに使えています。

 午前中から日が暮れるまで、電源を入れたり消したり、場所を変えてちょこちょこ作業しても、充電で困ることはありませんでした。おかげで、大学に居場所がない私でも、カフェや、ちょっとした飲み屋なんかで集中して執筆できました。

仕事の支えもXPS 13

仕事(IT企業の交歓会で羊になりました)の合間にも、広大な楽屋で執筆できます

 学業だけでなく仕事を支えてくれたのも、XSP 13でした。暗い客席で、久しく浴びていないスポットライトの眩さに目を細めながら、国民的アイドルのライブレポートを何度も執筆しました。本体が1.36gと、私の心の重さよりずっと軽いので、膝の上に乗せた長時間の執筆も余裕です。輝いていない私と違ってキーボードが光るので、暗い客席でも作業しやすく、Fnキー+F6で上下どちらにも光量調節できるので周りの迷惑にもならない優秀さを発揮してくれました。

 私とXSP 13が取材を終えて夜遅く帰宅すると、真っ暗な自宅で優しく待ってくれているのが、XSP 13の充電器です。接続部が光っています。暗闇でも手探りで充電できます。これで翌日、大学に持って行って昼休みに原稿が書けますね。しかし、私は唯一の仕事である文章の執筆も手が遅いので、結局何もせずに持って帰ってくることも多々あります。

光っています。おわかりいただけるでしょうか……!(クリックで実寸サイズの写真が開きます。が、大きくなるだけです、、、)

原稿が進まないのも?

 軽いので、せっかく運んだから書かなくてはという焦りが生まれないのです。つまり、私の原稿が進まないのは、XSP 13が軽いせいであります。私のせいじゃ……ないの……です……

 さらに、いままで共に仕事をしてきた倦怠期なのでしょうか、先日メインで使用していたパソコンが突然プリンターを認識しなくなりました。プリンター側も不感症は好かんとばかりに、XSP 13としか働かなくなったので、私もXSP 13なしでは生きられない生活に突入してしまいました。

デルが1月7日に発表した新しいXPS。より速く、格好良くなっています!

 しかし、新年早々に「New XPS 13 Graphic Pro」が販売中とのことで、今まで機械に興味のなかった私もさすがに気になっており、XSP 13の同棲生活は今後どうなるのでしょう……(それ以前に、私は新しい機械をいじれるのでしょうか)。

【筆者プロフィール】――姫乃たま(ひめの たま)

1993年2月12日、下北沢生まれ。16才よりフリーランスで開始した地下アイドルを経て、ライターとしても活動するようになる。以降、地下アイドルとしてのライブ活動を中心に、文章を書きながら、モデル、DJ、司会などを30点くらいでこなしている。仕事、ください。

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