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ハードウェアロードバランサーのリプレースに採用、導入コストを大幅削減

NTTぷらら、「ひかりTV」の基盤に「NGINX Plus」国内初導入

2015年01月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NTTぷららでは、同社が提供する映像配信サービス「ひかりTV」のシステム基盤として、サイオステクノロジーが販売するWebサーバーソフトウェア「NGINX Plus(エンジンエックス プラス)」を国内で初めて導入した。2014年9月より利用を開始している。

 1月14日、サイオステクノロジーが国内初の導入事例として発表した。

NTTぷらら「ひかりTV」のWebサイト

 ひかりTVは、フレッツ光回線を通じてテレビ放送(全98チャンネル)やビデオ(約3万本)などの映像を配信するサービス。2008年からサービスを開始し、2014年11月末現在で293万人の会員が利用している。

 ぷららでは、急増するひかりTVの会員数に対応するため、数年前からWebサーバー、キャッシュサーバーとしてオープンソース(OSS)版の「Nginx」とフラッシュストレージを採用。会員ごとに異なるメニュー画面を配信するような複雑な処理も、高速なNginxがPOSTリクエストをキャッシュすることで、ストレスのないレスポンスを実現してきたという。

 今回、ロードバランサーのハードウェアアプライアンスがリプレース時期を迎えたことを機に、ぷららでは以前から採用を検討していたNginxに着目。ちょうど商用版のNGINX Plusが国内発売された(2014年7月)こともあり、8月には同製品を導入、9月には利用を開始している。

ひかりTVのシステム構成概要図(NGINX Plus導入前、導入後)。ロードバランサー専用機を安価なNGINX Plusでリプレースした

 数百万円規模の投資が必要となるハードウェアアプライアンスへのリプレースではなく、汎用サーバーで稼働するNGINX Plusを採用したことで、更改コストを大幅に削減。また、ネットワークの専門的な知識がなくてもWebインフラエンジニアの知識でロードバランサーが運用/管理できる点、日本語でのサポートが受けられる点を高く評価しているという。

 ぷららでは、今回のNGINX Plus採用によりさまざまなメリットが得られたことから、今後ほかの用途での採用検討も進めていく予定としている。

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