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キャバ嬢のドレス通販で売上30億円 会員200万人のDazzyが好調=報道

2014年12月25日 07時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

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 クリスマスの2日間、全国のキャバクラでは一体何本のシャンパンが空き、コルクが宙に舞っているのか。バカバカしいと一笑に伏される方もあるだろうが、キャバクラ周りのビジネスはなかなか儲かっているようだ。

 キャバクラ嬢向けのドレスや、クリスマス向けのコスチュームなどを扱う通販サイトを運営しているDazzy(デイジー)が、今年6月期の通期売上として前年同期比で約50%増となる30億6000万円を計上したと、業界紙の通販新聞が報じている。来年同期は売上45億円を見込んでいるという。

 同社は売上の9割を占めるモバイルECサイトを中心にして「Dazzy」ブランドを展開、ドレスやカラーコンタクト、下着などレディースファッション製品を展開してきた。10~20代の若い女性に強みを持ち、増収増益を続けている。記事によれば会員数は約200万人で、うち1年以内に購入のあった会員は約45万人。

 同社の設立は2007年、従業員数は2012年6月時点で正社員48人とパート15人の合計63人。事業内容としては通販サイトの運営やブランド商品の開発だけでなく、モデルを使ったプロモーションやアドネットワークを活用した広告事業などにも手を伸ばしている。男子の知らないところでビジネスの芽は伸びている。


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