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【NEC報道資料】 北國銀行の「どこでも営業店」を実現するIT基盤を構築
~ グランドデザインからシステム構築・運用・保守までトータルに提供 ~

2014年11月04日 16時30分更新

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【NEC報道資料】 北國銀行の「どこでも営業店」を実現するIT基盤を構築
~ グランドデザインからシステム構築・運用・保守までトータルに提供 ~

2014年11月4日


NECは、北國銀行(所在地:石川県金沢市、取締役頭取:安宅建樹)において、同行の営業力強化と業務効率化の実現に向け、メール・電話などが連携したコミュニケーションツールやシンクライアントなどで構成される新しいITシステム基盤を構築しました。今回、多岐に渡るIT基盤領域全体のグランドデザイン(全体計画策定)から、構築・運用・保守までをNECがトータルに提供しています。新システムは本年11月25日から本格稼働を開始します。

北國銀行は本基盤上にITシステムを統合することで、高い生産性による業務コストやTCO削減を見込むとともに、ワークスタイル変革による業務効率化や行員のさらなる営業力強化を図り、顧客満足度の一層の向上を目指します。

NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、ビジネスインフラを支えるシステムの提供を通じて、北國銀行をはじめ金融機関など幅広い分野における顧客サービスの向上と業務効率化に貢献していきます。

<背景>
北國銀行は2014年11月の新本店ビルへの移転に伴い、ワークスタイル変革による業務効率化、ITシステムを統合することによるTCO削減、コミュニケーション活性化などを実現する「IT基盤再構築プロジェクト」を進めてきました。
従来はセキュリティの観点から、タブレット(Android)・デスクトップPC・業務専用端末など複数の端末を、行内・行外での利用や業務に応じて使い分ける必要があったことから、一つのタブレット端末でセキュアに業務を遂行できるITシステム環境の整備が求められていました。

<今回構築したITシステム基盤の概要>
本ITシステム基盤はMicrosoft(R)Windows Server(R)2012 R2(注)を中心としたMicrosoft製品を活用して、メール機能・在籍確認・ウェブ会議・インスタントメッセージなどを実現するコミュニケーション機能、シンクライアント機能、運用管理機能などを統合したもので、NEC製サーバExpress5800シリーズ約37台規模で構築されています。

1. IT基盤の全体計画策定から構築・運用・保守までトータルに提供
端末、コミュニケーションツール、認証基盤、ネットワーク、セキュリティポリシーなど、IT基盤全体を対象としたグランドデザインから、設計・構築・運用・保守までを一貫して提供しました。

2. 行内外を問わないセキュアなITシステム基盤「どこでも営業店」の実現
全行員が場所や用途を問わず、全てのタブレット端末からシンクライアントを利用するセキュアなITシステム基盤を構築することで、行外でも安心・安全に行内と同様の業務遂行(「どこでも営業店」)を実現します。

3. システム強化・拡充に柔軟に対応できるITシステム基盤を構築
当社のExpress5800サーバ上に仮想化環境を構築することにより、将来的なシステム強化・拡充にも柔軟に対応できる新たなITシステム基盤を構築しました。更にIT基盤領域の豊富な構築実績によるNEC独自のノウハウを用いて、約9か月という短期間でシステム構築を実現し、システム全体を最適化することで、システム運用・管理コストの低減が可能になることから、今後、業務コスト、及びTCO削減を見込んでいます。

NECは今回の構築実績を活かし、金融機関への全体計画策定から構築・運用・保守までのトータルソリューションを一層推進し、業務効率化や経営革新に貢献していきます。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

(注) Microsoft、Windows Serverは米国及びその他の国におけるマイクロソフト社の登録商標です。

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 第二金融ソリューション事業部
E-Mail: webstaff@fsp.jp.nec.com

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