起動時間を比較
「LIFEBOOK WA1/S」は19.2秒、XPは33.2秒
まずはそれぞれの起動時間を計測したところ、「LIFEBOOK WA1/S」最小構成では19.2秒、Windows XPマシンでは33.2秒という結果となった。
過去に経験した方も多いと思うが、Windows XPではマシンの使用期間と比例するかのように起動時間も長くなっていく。一方、Windows 8.1では起動時間を短縮する「高速スタートアップ」機能をサポートしており、長期間使っても起動時間が大きく延長されることはないのだ。ちょっとしたことだが、普段使いのノートPCとしては見逃せない要素だろう。
起動時間の計測結果 | |
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「LIFEBOOK WA1/S」最小構成 | Windows XPマシン |
19.2秒 | 33.2秒 |
ファイルコピー時間計測
「LIFEBOOK WA1/S」は1分43秒、XPは3分6秒
続いてファイルコピーにかかった時間を見てみよう。まずは3.12GBの動画ファイルを同じストレージ内にあるCドライブからDドライブへコピーしたところ、「LIFEBOOK WA1/S」最小構成では1分43秒だったが、Windows XPマシンでは倍以上の3分6秒という結果となった。もうひとつ、1000個の画像ファイル(合計1GB)のコピーでは「LIFEBOOK WA1/S」最小構成が1分15秒、Windows XPマシンでは1分23秒という結果に。容量の小さなファイルではそれほどの差は出ていないが、ファイル容量が大きくなるほど、Windows 8.1を搭載した「LIFEBOOK WA1/S」最小構成の処理時間が有利な点が分かるはずだ。
ファイルコピーにかかった時間 | ||
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製品名 | 「LIFEBOOK WA1/S」最小構成 | Windows XPマシン |
3.12GBの 動画ファイル1個 |
1分43秒 | 3分6秒 |
1000個の 画像ファイル (合計1GB) |
1分15秒 | 1分23秒 |
画像表示時間の計測はほぼ互角
ファイルサイズの大きな写真を表示するのにかかった時間は、それぞれであまり変わらなかった。若干の差がでているが、ほぼ誤差の範囲内といえる。ただしこの点は、XPマシンがクリーンインストール直後の結果であることを考慮していただきたい。
JPEGファイル(ファイルサイズ5.63MB、5184×3456ドット)が表示されるまでの時間 | |
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「LIFEBOOK WA1/S」最小構成 | Windows XPマシン |
2.6秒 | 2.2秒 |
ウェブサイトの表示時間
「LIFEBOOK WA1/S」は6.9秒、XPは4分12秒
ASCII.jpのトップページを表示するまでの時間を計測したところ、「LIFEBOOK WA1/S」最小構成では6.9秒だったのに対し、Windows XPマシンではテキストが表示されるまでに19秒、タイトルやメニュー、記事のサムネイル画像が表示されるまでに1分以上、サイドバーなどを含めたすべての項目が表示されるまでに4分12秒もかかった。
CPUやメモリーの処理能力に加えて、ウェブブラウザーのバージョンやネットワークアダプターの性能も関係している可能性が高く、「LIFEBOOK WA1/S」最小構成が劇的に高速なことが分かる。
ASCII.jpのトップページが表示されるまでの時間 | |
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「LIFEBOOK WA1/S」最小構成 | Windows XPマシン |
6.9秒 | 4分12秒 |
以上の結果を見ると、高額なハイエンドモデルでも年数が経つと最新機種の足元にも及ばなくなることがお分かりいただけるだろう。パーツの性能は毎年進化しており、メールや文書作成中心で高いパワーが必要ない場合、リーズナブルなマシンを2〜3年おきに買い替えたほうが、ストレスなく作業できるのだ。