レッドハットは10月8日、クラウド運用管理ソリューションの最新版「Red Hat CloudForms 3.1」、およびOS/アプリケーションライフサイクル管理ソリューションの最新版「Red Hat Satellite 6」の提供開始を国内発表した。
Red Hat CloudFormsは、多様なプライベート/パブリック/ハイブリッドクラウドのプラットフォームに対応した運用管理ソリューション(関連記事)。
新版の3.1では、マイクロソフトの「System Center VMM」を新たな管理対象プラットフォームに追加したほか、OpenStackやAmazon Web Services(AWS)、VMware vSphere、Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV)の各プラットフォームへの対応を強化している。AWSでは「Virtual Private Cloud(VPC)」を新たにサポートした。
また、ユーザーエクスペリエンスや自動化機能の強化、REST APIの包括的な導入による他ツールとのインテグレーションの拡張なども実現している。
Red Hat Satelliteは、物理(ベアメタル)/仮想/ハイブリッドクラウド環境の包括的な構成管理とサブスクリプション管理を備えた、Red Hatシステムの包括的なライフサイクル管理ソリューション。システムの構築からデプロイメント、実行、リタイアに至るライフサイクル全体を管理する単一のコンソールと手段を提供する。
RHEVやRHEL、OpenStack、VMware、Amazon EC2に対応したプロビジョニング機能のほか、購入済み製品のレポートとシステムへのマッピングを行うサブスクリプション管理機能も備える。