ビデオリサーチは米ツイッターと共同で、Twitter上でのテレビ番組への反応を測る「Twitter TV 指標」を開発してきたが、19日、サービス名称を「Twitter TV エコー」とし、サービス提供を開始した。
「Twitter TV エコー」では、ツイートが表示された総量を「インプレッション」と呼び、番組に関するツイートの拡散の度合いを把握できるようにする。また、「インプレッション」でツイートが表示された人数によっても拡散を評価できるように、「インプレッションユーザー数」も提供する。
加えて、8日から14日までの「Twitter TV エコー」の結果も同時に発表。1日単位で、総ツイート投稿数(投稿されたツイートの総量)が約60万で、ツイート投稿ユーザー数(ツイートを投稿した人数)が約25万。インプレッション数(ツイートが表示された総量)は約7900万、インプレッションユーザー数(ツイートが表示された人数)は約700万となった。
インプレッションユーザー数が最も多かった番組は「ミュージックステーション」(12日20時~)で約215万。投稿ユーザー数は約6.6万となったため、比率は33倍だ。一方、「世界の果てまでイッテQ!秋の梨汁珍獣祭り」(14日19時~)はインプレッションユーザー数が約207万だったものの、投稿ユーザー数は約2.9万で比率は71倍に達した。拡散の度合いでは「世界の果てまでイッテQ!」のほうが上回っている。
同社では19日より、ホームページにおいて「インプレッションユーザー数TOP5番組」を毎日公開していく。「Twitter×テレビ」の関係性が日々、視覚化されるのは興味深い。