Windows 8.1 with Bingを採用し、手ごろな価格
最初のWindowsタブなら、4万円ちょっとで4GBメモリーのDiginnos DG-D10IW
2014年08月14日 11時00分更新
低価格モデルとしては大容量の4GBメモリーと64GBストレージ
次に、「Diginnos DG-D10IW」のパーツ構成を紹介しよう。CPUのCeleron N2807は2014年3月にリリースされたCPUで、動作周波数は1.58GHz(最大動作周波数は2.16GHz)のデュアルコアタイプだ。いわゆる「Bay Trail-M」と呼ばれるモバイル向けのSoCだ。エントリー向けのCPUであるため性能としてはそれほど高くはない。どれだけのパワーがあるのか気になるところだが、メールやネット閲覧などの作業には特に問題ないはずだ。
グラフィックス機能には、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを利用する。ただし比較的軽めの2Dゲームであれば問題なくプレーできる性能を持っている。
4GBメモリーの効果を実感出来る複数アプリの利用
またメモリー容量は4GBで、ストレージには64GBのフラッシュメモリー(eMMC)を採用している。低価格なWindows 8.1タブレットとしては、メモリーとストレージの容量が大きい。ほかの製品ではメモリー2GB、ストレージ32GBのモデルもあるだけに、「Diginnos DG-D10IW」は容量の面で大きなアドバンテージを持っている。
メモリー4GBの効力は大きく、Windows付属の天気や地図、さらにプリンストールされたキングソフトのオフィススイートを起動すると2GB近いメモリを消費するが、Diginnos DG-D10IWならまだ2GBの余裕がある。
無線機能としては、IEEE 802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0+HSに対応している。センサー類は加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー、デジタルコンパスの構成。Webカメラはフロントとリアにひとつずつ用意されている。実際にカメラで撮影してみたところ写真の解像度は1280×720ドットだったので、約92万画素といったところだ。
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