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楽天が箱根で「温泉Hackathon」開催、参加学生募集

2014年07月02日 05時14分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ハードやソフトをエンジニアリングする「hack(ハック)」と、陸上競技の長距離走の「marathon(マラソン)」をあわせた「hackathon(ハッカソン)」という造語がIT業界にはある。これは、プログラマやシステムエンジニアをはじめさまざまなスペシャリストが集まり、共同作業を行うイベントを意味する。

 楽天はこのたび、エンジニア採用グループの主催により、大学生や大学院生を対象にHackathonを実施する。1泊2日の泊りがけで箱根温泉に集まり、アイデアを出し合い、プログラミング技術の向上を図ろうという「温泉Hackathon」だ。そこで参加者の募集を開始している。

温泉Hackathonのイメージ
温泉Hackathonのイメージ

 実施日時は8月31日(日)から9月1日(月)までの1泊2日で、1グループ3名ずつのチームエントリー制となっており、募集人数は10グループの計30名。1名もしくは2名でのエントリーも可能で、主催者側が別の応募者と組み合わせてチーム編成する。定員を超えた場合はチームごとの抽選となる。参加料は無料だが、東京都内で集合してから参加者全員で箱根の会場へ向かうため、集合場所までの費用は参加者負担。

 エントリーの締め切りは7月27日で、その後、必要に応じて抽選を行い、結果を全応募チームにメールで報告。温泉Hackathonで優秀な成績をおさめたチームは、Rakuten Tech Conferenceでプレゼンテーションができる出場権が与えられる。

 学生に対してIT業界や楽天への関心を高めるのはもちろん、この機会を通じて学生同士、あるいは楽天の若手エンジニアとの交流を持つことも狙いの1つ。なお、温泉Hackathonへの参加が楽天への採用に直接的な影響はないとしている。

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