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動画以外のコンテンツも転送可能、近いうちにスマホのミラーリングも?

テレビでスマホの動画を見る、Chromecast10の疑問

2014年06月19日 17時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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Q6.対応してるアプリは?
A.YouTubeやGoogle Playコンテンツ、ドコモの「dビデオ」など

Chromecastのウェブサイトの対応アプリ一覧。このページに表示されているもの以外にもアプリがたくさんある

 国内ではYouTubeやGoogle Playムービーのほか、ドコモの「dビデオ」、auの「ビデオパス」(近日対応)などの動画配信サービスがいち早く発表されている。Googleは「Google Cast SDK」を公開しているので、グーグル以外のアプリが続々と開発されているようだ。今後も対応アプリは増えていくだろう。Chromecastのウェブサイトに対応コンテンツの一覧があるので、そちらも参照してほしい。

Q7.動画しか見られないの?
A.音楽や写真も転送できる

「Avia Media Player」を使えば音楽や写真などの端末内コンテンツをキャストできる

 Google Playのコンテンツに対応しているため、Google Play musicの音楽などをテレビに転送可能だ。Androidには、端末内のローカルメディアに保存されている動画や音楽、写真をテレビに転送できる「Avia Media Player」というアプリもあるので、できることの幅はかなり広い。

Q8.Apple TVとの違いは?
A.ほとんど別物

Appleの「Apple TV」とは、似ているようでまったくの別物

 Chromecastとよく比較されるのが、Appleの「Apple TV」。最大解像度やHDMIによる映像出力は同じだが、Chromecastが基本的にはあくまでネットワーク上のコンテンツを転送するものであるのに対して、Apple TVは同一ネットワーク上のiPhoneやiPad、Mac端末から音楽や動画を受信できる「AirPlay」に対応し、携帯端末のミラーリング機能も備えている(Chromecastでも部分的には似たようなことが可能だが)。一方でChromecastの強みは、APIを一般公開しているため様々なアプリによる機能の充実が比較的短期間で望める点、マルチプラットフォームである点などだろう。詳しくはこちらの記事を参照してほしい。


(次ページ、「どんなふうに使えるの?」に続く)

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