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総務省がデータサイエンティスト育成でMOOC立ち上げ

2014年05月27日 17時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 総務省は27日、総務省統計局および統計研修所がこれまで統計リテラシーの普及・啓発を先導してきた経験をいかし、日本統計学会等と協力して「データサイエンス」力の高い人材育成に取り組むと発表した。

総務省
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 2つの取り組みを展開する予定で、まず1つは統計力向上サイト「データサイエンス・スクール」を開設すること。パソコンやスマホなどでデータの活用方法や統計に関する知識を学べるもので、6月1日から統計局ホームページに開設する。コンテンツの内容は、「ビジネスに役立つ統計講座」「プレゼングラフ作成のポイント」「出来る人のビジネス活用術」「あなたの統計力」。

 もう1つは「データサイエンス・オンライン講座」を立ち上げること。誰でも無料で参加可能なオープンな講義で、今年度中の立ち上げを予定している。いわゆる「MOOC(ムーク/Massive Open Online Courses)」の手法を採用。MOOCは、ビデオ講義と試験やレポート、ディスカッション可能な掲示板を提供し、修了者には修了書を発行するスタイルとなる。

 ビジネスの現場において、データに基づき課題を解決する能力の高い人材を育成することで、総務省では国際競争力の維持と経済成長の加速化を目指す。

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