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シンプルでスペックに文句のない製品

5000円のAmazon Bluetoothスピーカーは初めての人におススメ! 

2014年05月24日 12時00分更新

文● 四本淑三

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シンプルでわかりやすい操作系

 一度電源スイッチを入れて、手持ちの機器のペアリングを済ませたら、再び電源スイッチに触る必要はほとんどないでしょう。というのも音声信号を流さないまま放っておくと、5分間でオートパワーオフが効くからです。

 そのたびにBluetoothのリンクは切れますが、BTV1本体の「機能」ボタンを押すとパワーオフが解除され、すぐに接続は復帰します。BTV1の操作はおおむねこの「何かあったら機能ボタンを押せばいい」というところに落とし込まれているので、わかりやすいです。

本体上部の操作ボタン。本体側でできる操作は音量と曲の送り戻し。音量操作は再生機器のボリューム位置と連動しません。真ん中にあるのが頻繁にお世話になる機能ボタン。ペアリング・再接続操作、再生開始/停止、電話の着信/終話/着信拒否(長押し)のために使います

 もちろん、オートパワーオフの解除や時間設定ができれば良いのですが、そうした設定ができるようにするには、本体にディスプレーやボタンを加えたり、スマートフォン側からアプリで設定できるようにするといった、コスト増につながる仕組みが必要です。また同時に操作も複雑になる。そうした割り切りの結果ということでしょう。

バッテリー残量を本体側で示す機能はないものの、iOS機器で接続した場合はBluetoothアイコンの右側にインジケーターが表示され、チャージまでの目安にはなります(画面はiPad Airのもの)

 ただ、日米Amazonともにユーザーレビューで槍玉に上がっている、起動やオートパワーオフのたびに鳴る、音量が常時一定でミュートもできない「ピロピロ」という動作音も、確かにたまに気になります。動作音の音量設定ができない製品は決して珍しくないのですが、そうした製品を見るたび、なぜ単純に本体のボリュームと連動できないのか不思議に思います。

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