車内でアイフォーン(iPhone)を快適に利用できるようにする「CarPlay」。米アップルはジュネーブで現地時間3日に正式発表を行い、同10日には「iOS 7.1」をリリースしてCarPlay関連機能を追加。そしてこのたび、アップルジャパンはCarPlayの日本語紹介ページを公開した。
CarPlayは、アイフォーン 5s/5c/5をLightningケーブルで車載接続し、車載ディスプレイにアイフォーンと同様のアイコンが表示され、アイフォーンと同じ感覚で操作できるというもの。音声認識プラットフォームのSiri(シリ)と連動している。今回、公開された日本語紹介ページでは、車載ディスプレイの表示が日本語になっているため、ナビ機能やハンズフリー通話、メッセージの送受信、音楽再生など利用状況が日本でわかりすくイメージできる。
また、CarPlayに対応するアプリとして「Podcast」と「Stitcher」を紹介。ほかにCarPlay対応モデルの車を開発するメーカーとして、フェラーリと本田技研、現代自動車、メルセデス・ベンツ、ボルボ、BMWグループ、ゼネラルモーターズ、フォード、ジャガー、起亜自動車、ランドローバー、三菱自動車、日産自動車、オペル、PSAプジョーシトロエン、富士重工業、スズキ、トヨタを列挙している。
なお、フェラーリと本田技研、現代自動車、メルセデス・ベンツ、ボルボは今年中にCarPlay対応モデルを発売する予定。フェラーリは「Ferrari FF」、メルセデス・ベンツは「Cクラス」、ボルボは「XC90 SUV」がCarPlayに対応すると発表し、それぞれ紹介動画を公開している。