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東芝とNTT Comがクラウド協業、ビッグデータ時代に対応

2014年02月25日 05時35分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 東芝とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は25日、ビッグデータ時代の顧客ニーズに対応するため、グローバルクラウド事業における協業を発表。国内外での双方の事業強化を図る。

 NTT Comは、世界150拠点以上のデータセンターと、196カ国・地域をカバーするネットワークに直結するクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」を展開している。東芝はこれまで、国内企業を中心にデータセンターサービスやクラウドコンピューティングサービスを提供してきたが、顧客企業が海外で新規事業を立ち上げる際にも、両社のサービスやクラウド・ネットワーク環境を活用できる。

 すでに東芝ではグループ内で両社の協業に向けたサービスの試行導入を開始しており、今年の4月からは北米・アジアを皮切りに社外にも提供する計画で、今後は欧州地域への展開も視野に入れている。一方のNTT Comも、「Bizホスティング Enterprise Cloud」の一部に東芝製ストレージシステムを導入済み。互いの持つ技術やサービスを活用し、ビッグデータ時代を支えるグローバルクラウド事業の拡大を推進していく。

NTT Comのクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」のイメージ

NTT Comのクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」のイメージ

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