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データレプリケーションなどに特化した「Steelhead DX Edition 8000」

リバーベッド、データセンター間WAN専用「Steelhead」発売

2014年02月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 リバーベッドテクノロジーは2月19日、WAN最適化アプライアンスの新製品「Steelhead DX Edition 8000シリーズ」(DX 8000)を発表した。WANを介したデータセンター間のデータレプリケーションを高速化する製品で、データ保護や事業継続性強化に役立つとしている。

 Steelheadシリーズには、ブランチオフィス向けのEX Edition、ブランチオフィスおよびデータセンター向けのCX Edition、データセンター間WAN向けのDX Editionがある。今回発表されたDX 8000は、データセンター間のデータレプリケーション特有のニーズに最適化された専用アプライアンス。

Steelhead DX Editionはデータセンター間のWAN通信を最適化する専用アプライアンス

 DX 8000は2Uサイズの筐体で、WANスループットは最大2Gbps、最適化LANスループットは最大10Gbps。最大1万のTCP/UDPアプリケーションフローを最適化できる。長距離間のデータ転送を高速化する機能を備えており、さらに「NetApp SnapMirroe」「EMC Symmetrix Remote Data Facility(SRDF)」といったベンダー独自のレプリケーション技術にも対応している。

 リバーベッドでは、DX 8000により「WANパフォーマンスを最大60倍高速化し、帯域幅を最大99%削減できる」と述べている。なおDX 8000はすでに一般販売を開始している。

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