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普及拡大の勢いはスマホからタブレットへ、2013年調査

2014年02月16日 09時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 スマホの普及とスマホ向けアプリの人気拡大が顕著に表れた2013年。しかし、GfKマーケティングサービスジャパンの調査結果からは、その流れに変化が見られるようだ。

 GfKマーケティングサービスジャパンがこのほど発表した「2013年の家電およびIT市場の国内販売動向」によると、携帯電話の市場規模は3460万台となり、前年比8.5%減で3年振りのマイナス成長を記録した。通信キャリア各社がガラケー(フィーチャーフォン)からスマホへの買い替え促進策を展開したことからガラケーの市場規模は縮小したが、かといって、スマホの市場規模も前年比2%増の2,600万台にとどまり、12年の同65%増と比べると、成長にかげりが見え始めている。

 一方、販売好調なのはタブレットで、市場規模は前年比79%増の545万台を記録。コンシューマー向けのリテール市場と、代理店販売等を経由する法人向けのリセール市場はともに右肩上がりだ。画面サイズ別にみると、7インチクラスが12年末から販売台数が急拡大し、13年通年の数量構成比は60%に達した。通信方法ではWi-Fiモデルが前年より4ポイント多い60%を占めた。

携帯電話の市場規模の推移(万台)

携帯電話の市場規模の推移(万台)

タブレットの市場規模の推移(万台)

タブレットの市場規模の推移(万台)

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