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GPS信号を受信できないところでも正確な測位

ユーブロックス、新型3次元車両用推測航法測位製品を発表

2014年02月07日 20時22分更新

文● 行正和義

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UBX-M8030-Kx-DR

 スイスに本拠を置く測位デバイス向けメーカーのユーブロックスは2月7日、衛星からのGPS信号がない状態でも正確に位置を測定する新型チップ「UBX-M8030-Kx-DR」を発表した。

加速度センサーやジャイロにより車両の動きを正確に把握する(機能紹介ビデオより)

 ダッシュボード内カーナビや緊急通報システム、道路課金システムや盗難車両追跡システムといった車両搭載用のチップで、新技術「3D Automotive Dead Reckoning(3D-ADR)」を搭載。加速度センサーやジャイロセンサー、車両からの速度信号や左右タイヤの差動情報を総合的に演算する機能をワンチップに収めている。普段はGPSからの位置情報を加味してタイヤ摩耗や温度、センサーの経年劣化といった変化も自動補正するという。

屋内型駐車場などでも正確に車両の位置をトレースしている(機能紹介ビデオより)

 チップサイズは5×5mm、40ピンQFNパッケージで提供され、2C、SPI、UARTおよびUSBインターフェイスも備える。

機能紹介

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