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富士通「SHシリーズ」ロードテスト 第6回

パフォーマンス向上のカギは"等倍表示"にあり

「LIFEBOOK SH WS1/M」はスケーリング変更でパフォーマンスが改善されるのか? (2/4)

2014年03月21日 11時00分更新

文● 高橋量

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文字を小さくするとパフォーマンスは向上する?

 まずは「LIFEBOOK WS1/M」のデスクトップの表示サイズを変えるところから始めよう。コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」から「ディスプレイ」を開くと、項目サイズの設定画面が表示される。標準ではもっとも大きく表示される設定になっているので、スライダーを左に動かして項目サイズを最小に設定。一度サインアウトした後にサインインしなおせば、アイコンや文字、タスクバーが小さく表示される。この状態が拡大なしの等倍表示だ。

デスクトップの表示倍率を変更するディスプレイの設定画面。標準では「大きくする」に設定されているので、スライダーを左に動かして「小さくする」に変更する

標準時のデスクトップ画面。解像度は2560×1440ドットだが、見た目は1920×1080ドットのフルHD表示とあまり変わらない

項目の表示サイズを最小に設定した時のデスクトップ。アイコンやタスクバーがかなり小さくなっていることがわかる

 この状態でさまざまなベンチマークソフトでテストを行ない、標準時とのスコアの違いを調べるのが今回の狙いだ。テストに利用した試用機のスペックは以下のとおり。

試用機のスペック
CPUCore i7-4500U(1.8GHz)
メモリー10GB
ディスプレー13.3型ワイド(2560×1440ドット) タッチパネル
グラフィックス機能インテルHDグラフィックス4400(CPU内蔵)
ストレージ約256GB SSD
OSWindows 8.1(64bit)

 はじめにWindows 8.1の快適さ表わす「Windowsエクスペリエンスインデックス」を計測してみたところ、デフォルトの拡大表示と設定を変更した等倍表示ではスコアがまったく変わらなかった。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果
拡大表示(デフォルト)等倍表示
プロセッサ7.47.4
メモリ7.47.4
グラフィックス5.15.1
ゲーム用グラフィックス5.35.3
プライマリ ハードディスク8.18.1

等倍表示時のWindowsエクスペリエンスインデックスの結果

 Windows 8.1自体の快適さについてはまったく同じレベルということだ。だが、CPU性能を計測する「CHINEBENCH」ではほんのわずかだが等倍表示のほうがスコアが上昇している。

「CHINEBENCH」のベンチマーク結果
拡大表示(デフォルト)等倍表示
OpenGL17.89fps18.37fps
CPU2.56pts2.58pts
CPU(シングルコア)1.32pts1.32pts

「CHINEBENCH」のベンチマーク結果



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 (次ページ、「拡大VS等倍 ガチンコ五番勝負」に続く)

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