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使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第1回

Ultrabook×ブックエンド=新たな可能性!?

「XPS 11」の本体デザインと使い勝手を検証する (2/3)

2014年02月11日 11時00分更新

文● 高橋量

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高い質感と頑丈さを兼ね備えた本体デザイン

 「XPS 11」のフットプリントは幅300×奥行き201mm。A4サイズ(幅297×奥行き210mm)と比べると、ひと回り小さい印象だ。高さは最薄部で11mm、最厚部でも15mmで、11.6型Ultrabookとしては比較的薄め。実際に手にしてみると、コンパクトでスリムなイメージを受けた。

本体はA4用紙よりも小さく、標準的なカバンにはスッポリ収まるサイズ

最厚部だけを見ると15mmと標準的な厚さだが、2-in-1ノートとしてはかなり薄い部類に入るはずだ

 ボディの素材には軽くて丈夫なカーボンファイバーが利用されている。天板は光沢を抑えたマットな質感だ。フレームには削り出しのアルミ素材が使われており、シャープで高級感のある質感と高い堅牢性を実現している。

XPS 11の天板部分

天板と底面部にはカーボンファイバーが利用されている

削り出しのアルミ素材を利用したエッジフレーム

ロゴが刻印された底面部のアルミカバーを開けると、サポートに必要なサービスタグやシリアル番号などを確認できる

 「XPS 11」の重量は約1.13kgで、実際に計測してみたところ1.127kgだった。11.6型タブレットとして考えるとそれほど軽いわけではないが、キーボードを実装した2-in-1モデルであることを考慮するとかなり軽い。

本体の重量は実測で1.127kgだった

付属のACアダプターはケーブル込みで257g

 用意されているインターフェースは、外付け機器用にUSB3.0端子×2、映像出力用にHDMI端子、SD/SDHC/SDXC対応のメモリカードスロットなど。そのほか、Bluetooth 4.0やNFC機能にも対応している。

本体背面には端子類は配置されていない

左側面には電源コネクタとUSB3.0端子、HDMI端子、ヘッドホン端子と並ぶ。右端は音量調節ボタンだが、試用機ではスクリーンショットの撮影とWindows 8.1のナレーターが割り当てられていた

本体右側面にはSDメモリカードスロットとUSB3.0端子が配置されている



デル株式会社


 (次ページ、「超高精細な液晶ディスプレーと斬新なキーボードに注目」に続く)

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