電磁誘導式スタイラスで操作しやすい
またARROWS Tab WQ1/Mは電磁誘導式スタイラスに対応しているため、Lightroomの操作は指先で行なうよりも圧倒的に快適だった。これは単純にインターフェース上のスライダーが小さいためで、指先のみだとストレスフルな展開になることは想像しやすいだろう。
本体側面にあるオプションキー「ショートカットボタン」
また、本体側面にあるオプションキー「ショートカットボタン」はデフォルトだと「ステータスパネルスイッチ」が割り当てられている。これはモードの切り替えや機能のオン/オフに重宝するもの。現時点で登場しているWindowsタブレットでは珍しく、パフォーマンスの設定が行なえる。
写真処理の場合は「高パフォーマンス」で決まりだが、それ以外の用途も視野に入れるユーザーは多いと思うため、クロックの変化を見てみよう。「高パフォーマンス」はいわばデフォルトの状態で、1.46〜2.40GHzに設定されている。次に「中間パフォーマンス」は1.066GHz前後になり、「低パフォーマンス」は532GHz前後といった動きを見せた。「低パフォーマンス」時は動作がもたつきそうだが、ウェブブラウズやメール処理程度であれば、あまり気になるほどではなかった。バッテリー駆動時間も考えると「中間パフォーマンス」をデフォルトにしておき、写真処理などの重い処理をするときに「高パフォーマンス」に切り替えるのがいいだろうか。