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レッツノートシリーズのうまみを1台に凝縮した、まさに”良いとこ取りモデル”

新「レッツノート MX3」は驚きの軽さ、光学ドライブ+タッチ対応、2in1のUltrabookで約1.2kg

2014年01月16日 11時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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レッツノートシリーズの隙間を埋める存在

 レッツノート MX3のディスプレーサイズは12.5型。機構面で類似性が高いレッツノート AX3の11.6型よりディスプレーが若干大型化している(解像度はともにフルHD)。一方光学ドライブ内蔵という点に目を向けると、12.1型のレッツノート SX3という選択肢もある。レッツノート MX3は光学ドライブを内蔵し、タッチ操作にも対応。しかも約1.2kgと軽量さは維持。従来のレッツノートがカバーできなかった応用範囲の広い機能を持つ点が特徴になっている。

モデルごとの特徴
シリーズ名 MX3 AX3 SX3
液晶 12.5型ワイド
(1920×1080ドット)
11.6型ワイド
(1920×1080ドット)
12.1型ワイド
(1600×900ドット)
二軸ヒンジ
タッチ操作
──
光学
ドライブ
──
駆動時間 約14.5~15時間 約14時間 約13~30時間
ホット
スワップ
──
質量(最軽量時) 約1.198kg 約1.14kg 約1.16kg

 以上のようにレッツノート MX3は既存のAX3とSX3がカバーできなかった領域を充足する製品と言える。以下、本当にビジネスに役立つ、タッチ対応Windows 8.1ノートを探している読者にとって魅力ある存在となる、レッツノート MX3の特徴に迫っていこう。

ポイント1:光学ドライブ搭載でも非常に軽量

 Ultrabookなど、薄型ノートのトレンドを見ると、ワイヤレスの方向への割り切りが顕著だ。データ交換という観点ではクラウドサービスなどが普及しており、無線LANも高速化している。その意味で本体に搭載するインターフェースはミニマムでも最低限の利便性を確保できるという考え方なのだろう。

 しかしクラウドがあれば何でもOKとはいかない。「もうクラウドしか使わないからUSBメモリやCD-Rは全部捨ててしまった」とはなかなか行きにくい。過去の資産やバックアップ用途はもちろんだが、仕事では1GBを超す大き目のファイルの受け渡しでもDVDのほうが確実と考えるユーザーはまだまだ多く、外出先などでも光学メディアを利用できたほうが圧倒的に便利なはずだ。

 特にビジネスマンなら光学ドライブを利用することがとても多いはず。外付け光学ドライブのウリ文句のひとつとして、「Ultrabookに最適!」が多用されることからも、光学ドライブがいかに重宝されているかということが分かる。しかしいつ使うか分からないケースに備えて常に光学ドライブを持ち運ぶのではかさばるし、ただでさえ少ないUSB端子を1個占有してしまうという点にも若干の不満がある。

 光学ドライブ内蔵であれば、こういった心配はなくなる。しかも出張時にDVDを見たり、CDを聴いたりと便利な面もある。外出先での使用が中心で、さらに数日の出張などにも持ち運ぶというなら、光学ドライブ内蔵モデルの活躍の機会は多い。

 しかもレッツノート MX3であれば、光学ドライブを標準搭載しながら、重量約1.2kgからと非常に軽量だ。光学ドライブ搭載=重いというイメージは、レッツノート MX3には当てはまらない。「軽さを取るか、光学ドライブを取るか」で悩む必要はないのだ。

 実際、MX3は本気で軽い。最初に軽さを実感したのは、MX3の箱を渡されたときだ。「これを記事にしてほしいので触っておいて」といつも通り渡されたのだが、軽過ぎて中身が入っていないのかと思った。「中身入ってないじゃないですか?」と言いながら開けたらしっかりと入っていたので驚いた。

 さらにすごいのは、垂直に立てた状態でもきちんと再生する点。レッツノート MX3には加速度センサーと専用ファームウェアによって本体の位置を知る機構が盛り込まれており、書き込み動作は水平に置いた場合のみとなるが、タブレットモードにして、ドライブが垂直に置かれた状態、あるいはスタンドモード(キーボード面を下に向けて液晶を立てた状態)でもDVDの再生(1倍速での読み込み)が可能だ。

 これならタブレットモードでプレゼン中にDVDに保存した動画を再生して相手に見せたり、喫茶店のカウンター席や飛行機など奥行きの少ない机で動画を楽しみたい場合でも安心。光学ドライブ内蔵の利点を大いに満喫できる。

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