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現役女子大生のリアル「ホーム画面」事情

2013年09月19日 07時00分更新

文● 寺田祐子(Terada Yuko)/アスキークラウド編集部

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スマホ画面

「CocoPPa」を使ってカスタマイズした、秋さんのホーム画面

 田中 秋さん(仮名)は今春、晴れて念願だった東京の有名女子大に入学した。勉強にサークルにバイトに……と、忙しい毎日を送っている秋さんにとって、スマホは欠かせない存在。「LINEで学部の友人やサークルの仲間と連絡をとったり、大学のサイトで休講情報を確認したり。朝から晩までスマホを使っています」(秋さん)。

 カワイイものに目がない秋さんにとって、「悩みの種」がスマホのホーム画面。「女子目線でみると『カワイイ』と思えるアイコンが少ない。いくらカワイイ壁紙にしても、オジさんっぽいアイコンに隠れちゃうのがどうしても許せない」(同)。

 最近はそうしたニーズを受け、ホーム画面のアイコンや壁紙などが自由にカスタマイズできるアプリが登場。秋さんもアイコンや壁紙が無料で着せ替えられるアプリ「CocoPPa(ココッパ)」を使っている。標準のホーム画面よりもアプリの起動時間がかかるものの、「慣れてしまえば全然気にならない」と秋さんは話す。実用よりもカワイイ優先だ。「ただ、アイコンを変更する作業が面倒で、そのままにしている友達もいるけど、それはそれでいいと思う。あくまで好みの問題ですよね」(同)。

 ターゲットの年代や使うにシーンによってニーズが変わるホーム画面は、ビジネスチャンスの宝庫だ。CocoPPaは公開から1年で1200万ダウンロードを記録。10~20代にターゲットを絞っても十分に勝機があることを示した。

 このCocoPPaを例に「アスキークラウド10月号」で取り上げられているとおり、ターゲットを絞っても母数が大きければ十分な市場規模を確保できるのだ。

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