ハイエンドGPU SLI構成とSSD RAID 0の贅沢仕様!
GTX780MもSSDもデュアルな史上最強ノート「NEXTGEAR-NOTEi1100PA1-SP」
ノートとは思えないパフォーマンスの高さに驚愕
i1100PA1-SPは、最速CPUと2基の最速GPUを搭載した、超高性能ゲーミングノートであり、当然パフォーマンスには期待が募る。そこで、いくつかのベンチマークテストを行なってみた。
まず、Windows 8の快適動作の指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」のスコアから見ていこう。i1100PA1-SPのスコアは、プロセッサーが「8.0」、メモリが「8.0」、グラフィックスが「8.2」、ゲーム用グラフィックスが「8.2」、プライマリ ハードディスクが「8.4」で、すべての項目で8以上という、非常に高いスコアになった。ハイエンドデスクトップPCでも、なかなかここまでのスコアは見られない。
次に、PCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 7」を実行してみた。結果は、下に示した通りで、総合値のPCMark scoreは6000を超えており、こちらも非常に優秀である。3Dグラフィックス性能を計測する「3DMark」のスコアも、一番負荷の高いFire Strikeで8061と、非常に高い。
今度は、実際のゲームでのパフォーマンスを計測するために、「ファイナルファンタジー XIV:新生エオルゼアベンチマーク」と「MHFベンチマーク【大討伐】」、「ファンタシースターオンライン2キャラクタークリエイト体験版ver.2.0」、「バイオハザード6ベンチマーク」を実行してみた。ファイナルファンタジーXIVベンチマークでは、1920×1080ドットの最高品質でもスコアは6269と高く、評価は「とても快適」であった。同じ解像度で品質を高品質に下げると、スコアは8089になり、評価も「非常に快適」となった。フルHDの最高品質でも快適に遊べるパフォーマンスを持っているといえる。
また、MHFベンチマーク【大討伐】も、1920×1080ドットで12127と高く、こちらも十分すぎるほどだ。さらに、ファンタシースターオンライン2の結果は、簡易描画設定を最高の5にした状態で、1920×1080ドットで60034というスコアであり、「快適に動作すると思われます」という評価になった。バイオハザード6ベンチマークの結果も、最高画質設定の1920×1080ドットで、9108というスコアになり、評価は「S」、コメントは「現在の設定で、とても快適な動作が見込めます」というものであった。
このように、i1100PA1-SPは、最新ゲームの最高画質設定でも余裕を持って遊べるパフォーマンスを実現する。今後登場する、より負荷の高いゲームにも十分対応できるだろう。
RAID SSDで、ランダムアクセスが超高速
さらに、「CrystalDiskMark 3.0.2f」を用いて、i1100PA1-SPの特徴であるSSD RAIDの転送速度を計測してみた。結果は、下の画面キャプチャに示した通りで、シーケンシャルアクセス、ランダムアクセスとも非常に高速であった。特に、シーケンシャルリード/ライトよりも512Kランダムリード/ライトが高速なことに注目したい。通常、SSDを1台しか搭載していない場合は、シーケンシャル速度をランダム速度が超えることはない。だが本製品は、SSDを2基搭載してRAID 0を構築しているため、2台のSSDにデータを分散して同時に書き込み/読み出しを行なうことが可能であり、特にランダム速度の向上に貢献するのだ。シーケンシャル速度よりもランダム速度のほうが、実際の体感速度に効いてくるため、非常に快適だ。
価格は高いが、それだけの価値はある
今回試用したi1100PA1-SPは、ハイエンドゲーミングノート「i1100シリーズ」の中でも最上位に位置するスペシャルモデルであり、その名に恥じない、非常に高い性能を実現していることがわかった。最上位CPUや最上GPUのSLI構成の採用に加え、256GB SSDを2基搭載するなど、いっさい妥協することなく、パフォーマンスを追求したフラッグシップ機であり、価格は高めだが、それだけの価値はある製品だ。
現在登場しているゲームはもちろん、今後登場する、より負荷の高いゲームも、快適に遊べるパフォーマンスが欲しいという人にお勧めできるマシンだ。今後数年間にわたって、第一線で活躍できるスペックを持っているので、中途半端なスペックのマシンを買って、すぐ買い替えるよりも、かえって安上がりになる場合もある。もちろん、最上位モデルでなくとも、十分すぎるほどの性能を持つゲーミングノートシリーズなので、もう少し安価なマシンが欲しいという人は、26万円台で購入できるNEXTGEAR-NOTE i1100BA1を検討してはいかがだろうか。
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