このページの本文へ

デザインも使い勝手も最高クラス!「XPS 13 Ultrabook」ロードテスト 第7回

故障や不慮の事故でも安心!

万が一に備えて加入しておきたい「XPS 13」の保証プラン (2/3)

2013年07月16日 08時00分更新

文● 高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

XPSの保証プランを確認する

 XPS 13の保証プランとして用意されているのは、「スタンダードプラン」と「ゴールドプラン」、「プラチナプラン」の3種類。基本となるのは「スタンダードプラン」で、保証の内容は以下の通り。具体的には故障時のサポート内容を表わしており、ほかの「ゴールドプラン」や「プラチナプラン」にも同じ保証が含まれている。

XPS 13注文時に、オプションとして用意されている保証プランを追加できる

スタンダードプランの保証内容

  1. 24時間365日の電話対応(フリーダイヤル)
  2. オンライン経由のリモート診断、修理
  3. 引き取り修理サービス
  4. 翌営業日出張修理(月~土曜の9~17時)
  5. バッテリー交換(不具合が発生した場合)

 不具合が発生した際の対応の流れは、すべてのプランにおいて共通の仕様となる。ゴールドプランやプラチナプランだからといって、故障時の対応が異なるわけではない。

 では不具合発生から修理までの流れを、ざっと紹介しよう。XPS 13の調子が悪いなと感じたら、まずはサポートサイトで情報を確認する。最新のドライバが公開されていたら、アップデートしてみるとよいだろう。

 このとき、本体底面のカバー裏にあるサービスコードを入力することで、パーツ構成や保守契約の内容がユーザー情報として自動的に反映される。サービスコードが見あたらない場合でも、専用の診断プログラムを導入することで確認可能だ。ちなみにサポートサイトから診断用ソフトを利用することで、どこに不具合があるのかを調べることができる。

デルのサポートページでサービスタグを入力すると、購入した製品のパーツ構成や保証プランを確認できる

サービスコードは本体底面部のカバーを外すことで確認できる

オンラインの診断ツールを使えば、ハードウェアやシステムに問題がないか調べることが可能だ

 サポートサイトでも問題が解決しない場合は、デルのテクニカルサポートに電話かメール、チャットで問い合わせることになる。このとき、サービスコードが必要となるので、必ず確認しておくこと。途中で診断プログラムを利用する場合もあるので、指示従ってインストールしよう。不具合の内容によっては、オンラインでのやり取りだけで解決する場合もある。

 オンラインでも解決しない不具合については、本体の修理が必要だ。テクニカルサポートへの問い合わせでも解決しないとなった場合、次に引き取り修理(送料無料)か出張修理の手続きを行なう。修理内容によっては有料となる場合もあるので、事前に確認しておくこと。

ゴールドプランの保証内容

 XPS 13に用意されるスタンダードプランとゴールドプランの違いは、「プレミアム電話サポート」と呼ばれるサービスに対応しているかどうかだ。故障時の対応内容はスタンダードプランと変わらない。

 プレミアム電話サポートは、XPS 13を利用する上でわからない部分を聞ける電話サービスだ。不具合が発生したときの対応はもちろん、データのバックアップやインターネットへの接続といったパソコンの基本的な使い方まで教えてくれる。

プレミアム電話サポートの詳細ページ

 さらに基本ソフトの使い方や無線LANや有線LANへの接続サポート、プリンターのセットアップなどにも対応している。電話は24時間365日受付しているとのことで、パソコン初心者にはうれしいサービスだ。

プラチナプランの保証内容

 もっとも手厚いサービスであるプラチナプランでは、スタンダードプランの不具合対応とゴールドプランのプレミアム電話サポートに加え、「偶発損害保証」と呼ばれるサービスに対応している。これは不慮の事故や盗難に対応した保証サービスで、標準的な保証サービスではサポートされない以下の状況でも、無料の修理や交換が可能だ。有償で修理となると高額な料金がかかるので、ぜひ加入しておきたい。

  1. 水もれや液体の浸透による故障
  2. 恋ではない落下や衝突による破損
  3. 渦電流による故障
  4. 盗難

偶発損害保証の詳細ページ



デル株式会社

デル株式会社


(次ページ、「各プランの保証期間と金額は?」に続く)

 

この連載の記事
ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー