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人気のハイブリッドモバイルがまた究極に近付いた

第4世代Core i7搭載、フルHD化した新レッツノートAX3

2013年06月12日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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第4世代CPU採用で高性能が長持ちする

 さてレッツノートAXシリーズは、11.6型の液晶ディスプレーを採用した、レッツノートシリーズとしては最も小型の製品だ。高さは18mmと薄型。重量も約1.14kgと軽量。かばんに入れやすいフラットなデザインになっている。レッツノートシリーズとしては唯一のUltrabookであり、Modern UIの魅力を存分に楽しめるタッチ操作にも対応する。

ノートパソコンとしても、ピュアタブレットとしても使えるので、生産的な作業、見せる作業の両方で活躍する

 AXシリーズは、常にパソコンを持ち運び、時には酷使しながら、仕事の成果を上げていきたいというビジネスマンにとって最適な選択肢。軽く頑丈で長時間駆動。そして高性能で使いやすい。ユーザーの声に耳を傾け、実直に改良と改善を重ねた結果、レッツノートは過酷なビジネスのニーズに応えるモバイルノートとして、大きな存在感を示している。

本体の前面は音量ボタンやバッテリーインジケーターなど最小限のものを備えたシンプルな作りで、バッテリーは2種類を内蔵する関係でLEDが2つある

背面にはCPUの熱を排気するフィン、ヒンジの下側にツメを用意してチルトさせられる

USB 3.0は2つ(一方が電源供給可能なタイプ)、HDMI端子がひとつあり、両方ともフルサイズになっている

EthernetやアナログRGB端子などもフルサイズになっているのも企業ユースでは貴重だろう

 新発売のレッツノートAX3には、店頭モデル(合計5モデル)、ウェブ直販のマイレッツ倶楽部限定モデル(合計4モデル)の2種類があるが、いずれもCore iシリーズでは第4世代(モデルナンバーは4000番台)となるCore i7-4500U(1.8GHz)を搭載している。

 Haswellのコードネームで呼ばれてきた第4世代のCore i7プロセッサーは、省電力性にこだわったCPUでプロセスルールを改良版の22nmに変更。リーク電流が第3世代(Ivy Bridge)と比較して、1/2~1/3に減少しているという。特にレッツノートAX3にも搭載されている、モバイル版のCPUでは、動作時のバッテリー持続時間が50%、アイドル時/スタンバイ時では2~3倍も増加すると言われているほどだ。

 同時にCPU内蔵のグラフィックスも性能および機能も向上する。

 パナソニックの発表によれば、バッテリー駆動時間は最大で約13時間に延びるという。モデルによって異なるが、従来のAX2が約8.5~9.5時間程度の駆動時間だったことを考えると驚くほどの改善である。

 もちろんAX3はAX2の特徴だったホットスワップ機能も継承している。これは、通常の着脱式バッテリーのほかにユーザーが交換できない内蔵バッテリーを搭載することで、本体の電源を落とさずにバッテリー交換ができる機能。内蔵バッテリーだけでも約4時間の駆動が可能で、予備バッテリーを持ち運び交換しながら使えば、合計約22時間。一泊程度の出張なら、充電しないで作業を続けられてしまうほどの実力だ。

店頭モデルには、USB充電器と交換用バッテリーが標準で付属する

 店頭モデルでは予備バッテリーが1つ付属。さらにUSB経由で充電できるバッテリーチャージャーも用意。机の上でACアダプターにつないだ状態なら、本体を使いながら予備バッテリーの充電まで済ませられるという点は、AXシリーズならではだ。

 ウェブ直販のマイレッツ倶楽部ではユーザーが購入時に選択する形となる。標準バッテリーのみでも十分な長時間駆動だし、ACアダプターもコンパクトで持ち運びしやすいという面もあるので、価格などの兼ね合いで最良のものを選べる形にしたものだろう。

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