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各ユーザーのプライベートクラウドは容量無制限!

ソーシャル系の救世主となるか?誰にでも発信可能な新SNS「just.me」

2013年05月03日 13時00分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp編集部

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情報はアプリをダウンロードしていない相手にも送信できる

just.me上では、just.meユーザーと非just.meユーザー(メールアドレス宛)を混在したグループを作れる。

発信者と受信者の双方しか観覧できない共有済み上でも画像にコメントやお気に入り(Liked)をつけたり、返信をすることが可能。

 just.meの最大の特徴になる共有済みは事前に作ったグループや任意の相手に絞り込んで情報共有ができるものだ。一見、地味なようだが新しいSNSを始めるときに直面するのは、ともに利用する仲間をどう引きこむかだ。これまでアーリーアダプターたちにとって問題になってきたのは、同じサービスを使う仲間を見つけることだった。

 Google+はその問題をうまく解消していて、Gmailアカウントを持っている相手ならばGoogle+の利用の有無にかかわらずサークルに入れられた。発信者本位で好きなサークルを作ることが可能だ。just.meの場合は、アプリ導入時にiPhoneなどの連絡先にアクセスする許可を出しさえすれば、just.meを利用していない相手のSMSやメールアドレス宛に情報を送れるようになっている。

 つまり利用者のデバイス、OS、もちろんアプリの利用の有無に縛られることなく、好きな相手に情報を送れるのだ。「新しいSNSを始めたから参加して!」と案内を回さなくて済むし、連絡を受けた相手が興味を持てばjust.meの参加者が増えるのではないかという見込みもある。メールを確認する習慣がある、高齢の両親や親戚に対してもグループメールのように近況報告を送信できる。

非just.meユーザーのメールアドレス宛にメッセージや画像を送った場合は、受信したメールのリンクからウェブ版のjust.meにアクセスする仕組みだ。

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