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ノークリサーチが2013年春の調査速報を公開

アベノミクスの影響は?中堅・中小企業のIT投資指標

2013年04月23日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月22日、ノークリサーチは中堅・中小市場における2013年春の定点観測調査を行なった。なお、同調査は2013年より4月、7月、10月、1月の四半期ごとに実施する。

 調査対象は、年商500億円未満の国内民間企業1040社の経営層および管理職で、調査時期は2013年4月。IT投資DIと経常利益DIの変化をプロットした「IT投資DIと経常利益DIの全体変化」を中心に、IT投資増減の変化や年商や業種ごとの投資動向、原資の出しやすい業種などを明らかにしている。

IT投資DIと経常利益DIの全体変化(同社リリースより抜粋)

 それによると、「経常利益DI/IT投資DIともに改善を示すが、その背景には以前からの取り組みもある」とのことで、改善傾向が必ずしも「アベノミクス」による経済施策のみでもたらされているわけではないという。また、「IT投資は「変化なし」が6~7割程度、1~2割の「増加」見込み」、「攻めの業績改善は年商5~50億円/年商300~500億円で見られ、IT投資訴求でも有望」、「IT投資原資を捻出しやすいのは製造業/建設業、小売業/サービス業はまだ慎重姿勢」などのサマリが示されている。

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