4月11日、アクロニスはデータ保護とDRを実現する統合型製品「Acronis Backup & Recovery 11.5」ファミリーの拡張版で、Microsoft SQL Serverのバックアップと復元用途向けに最適化された「Acronis Backup & Recovery 11.5 for Microsoft SQL Server」の提供を開始した。
Acronis Backup & Recovery 11.5 for Microsoft SQL Serverでは、特許出願中の「シングルパスバックアップ」により、ディスクバックアップ時にSQL Serverを含めまるごとバックアップし、復元はアプリケーション単位で実施できる。
また、実行中のSQL ServerインスタンスにSQLデータベースを直接復元できるほか、データベースをアーカイブからそのまま別の場所にマウント可能。さらに、データベースファイルを指定したフォルダに抽出し、エージェント for Microsoft SQL Serverがインストールされていないコンピュータを復元できるという。その他、トランザクションログの切り捨てやサードパーティによる監査やデータマイニングも可能になっている。
サポートされるのはMicrosoft SQL Server 2005/2008/2008 R2/2012など。なお、Acronis Backup & Recovery 11.5ファミリーは、Windows Server 2012、およびWindows 8に対応する。
ライセンス版の参考価格は、通常版の「Acronis Backup & Recover 11.5 Server for Windows with Microsoft SQL Server」が16万5600円(税別)、複数サーバーの高度なバックアップに対応する「Acronis Backup & Recover 11.5 Advanced Server for Windows with Microsoft SQL Server」が19万8000円(税別)となっている。