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「Adobe Digital Marketing Summit 2013」現地リポート3

快適さが違う!? アドビの新社屋訪問

2013年03月18日 07時15分更新

文● 松下康之(Yasuyuki Matsushita)、伊藤達哉(Tatsuya Ito)/アスキークラウド編集部

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リラックスルーム

 米国の企業ではもうおなじみかもしれないが、リラックスルームも完備。ゲームルームやビリヤード台、楽器を演奏する部屋まで用意されている。

ゲームルームで社員とその娘さんがマリオをプレー中

楽器を演奏する部屋にはグランドピアノまで置いてあった

カフェテリア

 カフェテラスはそれほど大きくなく、こぢんまりした感じだ。約1000人が働くオフィスのものとは思えない。

メニューには朝食も用意されており、別のコーナーにはピザやスナックのコーナーもあった

オフィス同様、外の景色を一望できる

その他

 カフェテリアからエントランスにわたる壁には大きな絵が描かれている。エル・マックというグラフィティーアーティストが1週間ほどで仕上げた作品。娘が絵を書いている姿をiPhoneで撮影し、壁にスプレー缶で描いたというものだ。また、新社屋にあるサーバー群から出る熱を暖房に再利用したり、ユタ州の建材を使って建築したりと、環境と経済に注意を払って設計されている。

クリエイターのためのツールを作っているアドビの面目躍如だ

暖房としてサーバーの熱が使われていることを見せるためのディスプレー


 ツアーに参加して気がついたことは、社員が快適に過ごせる環境を最優先にしている点。社員がしっかりと活動するための工夫が随所に見られた。同じチームが近くにいるだけでなく、人数が多い部門はエレベーターを使わなくても移動できるように、オフィスの中に階段を設けて行き来できる。出入り口が2カ所しかない点も、さまざまな部門の社員に交流してもらうための配慮だ。個人用のブースの壁を取り払い、なるべく情報交換や交流がしやすいオフィス。エグゼクティブのオフィスでさえ、ガラスで可視化されておりドアがない。新しい働き方の見本かもしれない。


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