このページの本文へ

O2Oパッケージでモバイル会員証活用。実店舗の売上を伸ばす

2013年03月08日 07時00分更新

文● 加藤宏之〈HEW〉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 リアル店舗をサポートする形でウェブサイトを開設しているケースは多くみられるが、Samuraiから発表された「Mercury」は、こうした販促をより効果的にするもの。携帯電話やスマホなどをモバイル会員証として活用し、リアル店舗とウェブサイトで会員を統合管理できる、事業者向けO2Oパッケージ製品となっている。

 たとえば、年齢・性別などの一般的な属性情報のほか、店舗利用(来店・購入)頻度や購入金額、サイトへのレビュー数などをもとに会員ランクを設定・セグメントすることが可能。会員の店舗利用動向に応じてメルマガを配信するなど、販促に結びつけることもできる。

01samurai

モバイル会員証の画面イメージ

 携帯電話やスマホなどをモバイル会員証として利用する際に、近距離無線通信規格NFCやQRコードといったセンサーデバイスに対応。今後はフェリカネットワークスが提供する「かざすフォルダ」にも対応する予定だ。

 「Facebook」や「Twitter」、「LINE」との連携機能を搭載しており、商品やサービス、ニュース、クーポン、ブログなど、さまざまな情報をSNSに発信することができる。こうした情報を入手した会員が、スマホのマイページを使って友達に広げられる機能も提供している。

 「Mercury」は同社がすでに展開しているO2Oサービス「AR(Actual Revolution)」をベースとしているため、商品やチケット販売などを行えるECサイト機能を利用できる。

■関連サイト

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中