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超合金ロボみたいに合体! HPのElitePad 900

2013年02月26日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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「ElitePad 900」

 iPadの登場を皮切りに続々と市場にあらわれ、Windows 8のリリースとともに新世代ガジェットの地位を不動のものとしたタブレット。

 OSではAndroid、iOS、Windows、形状では薄型、7インチ、折りたたみ式、スライド式、いわゆる中華パッド……などなど、まさに多種多様で、どれを選べば良いのか考えているうちにまた新しいものが発売されたり、考えているうちにどれでも良いように思えてきたりする、そんなタブレット。

 今や年に数100万台も出荷されるというそんなタブレットの中に、ひときわ光る製品が登場した。

 日本ヒューレット・パッカードが2月下旬に発売した「ElitePad 900」である。

背面もシンプルで飽きの来なさそうなデザインだ。カメラ、NFCを搭載。

無駄を削ぎ落とした美しいデザイン

 ひときわ光ると表現したのは鏡面仕上げのロゴがきらきらと輝いているからではない。見た目のことに言及するなら、むしろ地味と言えるのかもしれない。

 しかしただの地味ではない。意図的に装飾性を省いていることを匂わせる、ミニマリズムの産物なのだ。

 アルミ製の筐体は、削り出しのユニボディ。ガラスだってあの最強ガラス「ゴリラガラス2」だ。手に取ると、さらさらとした表面の心地良さ・金属特有の冷たさを感じるとともに、非常にがっしりとした印象に驚くはずだ。

正面にはインカメラを搭載。上部は電源ボタン、イヤフォンジャック、回転ロックボタンとシンプルなつくり。
下部はステレオスピーカーとコネクタのみ。背面はゆるやかにカーブを描く。繋がった音量ボタンのデザインがにくい。

 薄型の製品は、その軽さや頼りなさから、ときに安っぽい印象を滲ませてしまう。しかしこのElitePad 900は薄いながらも、630gという重過ぎず軽過ぎない重さを持っている。この絶妙な重さ、そしてコネクタとスピーカー、数個のボタン以外には何も見当たらない潔いデザインが、密度の高い「金属の頑丈な板」のような印象を持つ者に与えるのである。

 実際この印象は誤っていなかったらしく、本機は米軍の調達基準である「MIL-STD-810G」テストをクリアしているという。ミリタリースペックのタブレットというわけだ。果たしてタブレットを持って戦場に赴くかどうかというと微妙なところだが、なんとも男心をくすぐる嬉しい仕様だと思う。

見た目だけじゃない! 優れた操作性

 早速触ってみると起動時間も速い! 試しに3回の起動時間の平均を測ってみたところ、22.9秒(小数点第2位以下四捨五入)というタブレット端末としては中々の高タイムを記録した。おそらくこの製品はスリープ状態での持ち運びを想定しているものと思われるが、このくらいの時間であれば、都度シャットダウン・起動をしても全くストレスを感じないはずだ。

 触ってみると実に快適な操作感。正に言うことなしで、全く文句が浮かんでこない。思わず上司に「最近のタブレットってこんなにするする動くものなんですか?」と聞いてしまったほどだ。

 CPUは1.8GHzのAtomを搭載。Officeソフトも機能をフル活用とはいかないまでも、必要充分な機能が問題なく動作するはずだ。10.1型で1280×800ドットの解像度と、最近の液晶の中では決して情報量が多い方ではないが、それを補って余りある大変鮮やかで美しい発色。スマートフォンほど顔に近付けないので、ドットが目立って気になるということもなかった。

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