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リモート起動対応! WiMAXモバイルルーターAterm WM3800R

2013年02月09日 15時30分更新

文● エースラッシュ

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Mac OS Xからもリモート起動が可能

 AtermWM3800Rのリモート起動はBluetoothを利用しているため、Mac OS Xからも休止状態のAtermWM3800Rを復帰させることができる。

 Mac OS Xの場合は、一般的なBluetooth機器とのペアリング接続作業を行なうだけでいい。「システム環境設定」の「Bluetooth」で、「新しいデバイスを設定...」から「Bluetooth設定アシスタント」を起動する方法、メニューバー上のBluetoothアイコンメニューから「デバイスをブラウス」ウィンドウを呼び出す方法の2通りを利用できる。

 注意点は、AtermWM3800Rが休止状態から復帰したら、まずBluetoothのペアリング接続をキャンセルすること。iOS機器の場合と違い、ペアリング接続が続いている間は、AtermWM3800Rとの無線LAN接続に失敗してしまうようだ。

「システム環境設定」の「Bluetooth」を開いて、ウィンドウの左下側にある「メニューバーにBluetoothを表示」をチェックする

メニューバーのBluetoothアイコンメニューから「デバイスをブラウズ...」を選択

「デバイスをブラウズ」ウィンドウには、AtermWM3800Rを示すデバイス名がヘッドセットとして表示される。AtermWM3800Rを示すデバイス名をクリックすると、ペアリングのための接続が開始され、6秒ほど経過するとAtermWM3800Rが休止状態から復帰している。確認したら、必ず「デバイスをブラウズ」ウィンドウの「キャンセル」ボタンをクリックしてペアリング接続を停止させる

 この後は、Mac OS XのBluetooth機能をオフにして、一般的な無線LANルーターに接続する場合と同様の手順を行なうだけでOKだ。

 AtermWM3800Rを休止状態にするには、「Aterm WiMAX Tool for Mac」を起動して「休止状態」ボタンをクリックするだけで、即座に実行される。

「Aterm WiMAX Tool for Mac」の「休止状態」ボタンをクリックするだけで、休止状態への移行が行なわれる

Windowsからのリモート復帰の方法

 Windowsの場合も、Bluetoothのペアリング接続を利用する点は同じだが、設定次第ではペアリングできてしまう点に注意だ。ペアリングが完了しても、AtermWM3800Rを休止状態から復帰できるわけではないので、間違えないように気を付けよう。

Windows 7の場合、「コントロールパネル」→「Bluetoothデバイスの追加」(または「デバイスの追加」)で、「デバイスの追加」ウィンドウを表示させる。AtermWM3800Rを示すデバイスがヘッドセットとして表示されるので、クリック

「ペアリング オプションの選択」では、何も選択しないこと。ウィンドウ下部にある「キャンセル」ボタンをクリックして終了させる

Windows 8の場合は、チャームを呼び出し、「設定」をタップ(コントロールセンターから行なうと、自動的にペアリングされてしまうので注意)。次に、「PC設定の変更」をタップする

「PC設定」の「デバイス」で「デバイスの追加」をタップ

AtermWM3800Rを示すデバイスがヘッドセットとして表示されるので、タップ

パスコードの入力画面では、何も入力せずに「キャンセル」ボタンをタップする

 ここまでで、AtermWM3800Rが休止状態から復帰しているので、無線LAN接続を行なうといい。

 Windows上から休止させるには「Aterm WiMAX Tool for Windows」を利用する。「休止状態」ボタンをクリックするだけで完了だ。

「Aterm WiMAX Tool for Windows」。「休止状態」ボタンをクリックすると、AtermWM3800Rが休止状態になる

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