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ファームウェアのアップデートで「ネットワークポートシェアリング」が可能に

シュナイダーのラックマウントPDUがIPアドレス共有に対応

2012年12月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月5日、シュナイダーエレクトリックはラックマウントPDU製品のファームウェアのアップデートを発表した。これにより、1つのIPアドレスを複数のPDUで共有できる「ネットワークポートシェアリング」機能が利用可能になる。

ネットワークポートシェアリングによる接続イメージ

 ネットワークポートシェアリングにより、これまで1台に1つのIPアドレスが必要だったラックマウントPDUの管理を簡略化。1つのマスターIPポート接続により最大4台のラックマウントPDUを共有化することで、IPアドレスの利用コストを削減できるという。

 同社では、本機能に対応可能なラックマウントPDU製品を2010年10月より販売しており、今回のアップデートにより多くの顧客のコスト削減に貢献するとしている。

 あわせてSwitchedラックマウントPDU「AP8958」が、シスコシステムズが展開するエネルギー管理技術 「Cisco EnergyWise」に対応したことも発表した。これにより、両者のデータ統合が可能となり、データセンターやサーバールーム内でPDUを接続しているIT機器の電力使用状況をCisco EnergyWiseで管理できるようになる。

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