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西田 宗千佳のBeyond the Mobile ― 第105回

表裏一体の新提案、2画面ノート「TAICHI」は実用的か!?

2012年11月29日 12時00分更新

文● 西田 宗千佳

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 「Windows 8によるタッチインターフェースへのフォーカスは、パソコンの形をもう一度問い直すものになる」というのは、業界内で一致した考え方だった。でも、今回紹介する製品の構造は、ほとんどの人が予測しなかったはずだ。

 今回試用する「ASUS TAICHI」(以下TAICHI)は、ディスプレー部に他社が発想しなかった仕組みを取り入れつつ、Ultrabookらしい薄型ボディーを実現した製品だ。独自性の高い構造とはどのようなもので、その効果はいかほどのものなのだろうか。

「ASUS TAICHI 21」。こうしてみると、TAICHIは普通のUltrabook。でもその本質は「背中」にある

名は体を表す?
2画面を「表」と「内側」で利用

 TAICHIを普通に開くと、一見本当に普通のUltrabookに見える。ボディーも薄く、最厚部で約17.4mmしかない。くさび型のデザインなので、より薄く見えるのもそういった印象を強くする。

 だが、ボディーをディスプレーの「裏側」から見ると、その印象は変わる。本来ならば天板のあるべき場所が、そのままディスプレーになっているのだ。光るASUSのロゴも、実はディスプレー上の表示だったりする。

 といっても、他社の変形ノートのようにディスプレーが裏まで回ったり、キーボードがスライドしたりしているわけではない。フルHD解像度のディスプレーパネルが、内側と外側の両方にあるのだ。

本体のディスプレー部は、内側同様、外側もディスプレー。外側にはマルチタッチ機能・ペン入力機能も搭載されている

 ある意味、実に直球勝負である。本体を畳めば、一体化してタブレット形態にもなる。通常では開くと、天板部外側のディスプレーは消え、黒く光る板になる。外側は硬質ガラスでカバーされているため、表示がなければディスプレーではないようにも思える。実際には、そうやって持ち運んだ時の衝撃緩和・指紋防止などの狙いから、標準で付属するケースに入れて持ち運ぶことが推奨されている。

閉じて使えばタブレットに。薄いUltrabookの天板がそのままタッチパネルになったような趣きだ
天板をカバーするためにケースが付属。指紋や汚れを拭くクロスも同梱だ

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