10月2日、EMCジャパンは全社文書管理の基盤システムに最適というコーディング不要の文書管理システム「EMC Documentum D2」を発表した。
これまで文書管理システムを構築する際には、用途や目的に応じてコーディングを伴うカスタマイズを行なってきたがDocumentum D2は必要な設定だけでユーザーインターフェイスや使用する機能を変更できるという。そのため、本番稼動までの時間とコストを削減し、文書管理システムの全社レベルでの利用を促進。企業の成長や業務の変化に素早く対応し、競争力向上に貢献するとしている。
また、部門単位・特定業務単位での文書管理に加え、利用の目的や用途に応じた機能やビューをエンドユー自身が選択できるため、全社レベルでの文書管理システムの基盤ソフトウェアとして最適という。たとえば、Googleマップやカレンダーなど導入済みのウィジェットやガジェットを取り込むことで、再投資をせずに生産効率を上げるとしている。
EMC Documentum D2の価格は、500万円から。ユーザー数や使用する機能によって異なってくる。