このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

話題は4K2K&ネット連携!? CEATECで注目を浴びたAV機器

2012年10月02日 20時39分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 CEATECといえばAV機器である。例年CEATEC前は新製品リリースラッシュになる……のだが、今回は新製品の発表があまりなかった。

 今年のCEATECにはAV機器の展示はあんまりないかな? と思っていたが、そんなこともなかった。トータルで見ると例年よりは若干少ない印象だが、メーカーによっては例年より一層元気にAV機器をアピールしていた。

4K2Kテレビを前面に押し出したソニーブース

11月に国内販売を開始する4K2Kテレビを大々的にアピール

11月に国内販売を開始する4K2Kテレビを大々的にアピール

 ソニーブースは11月23日に発売予定の4K2K BRAVIA(KD-84X9000)を大々的に展示。その高精細な画面でゲームをプレイできたり、画面に表示された新聞の画像で精細感を確認できたりと、4K2Kの世界をアピールしていた。

偏光式メガネを利用し、2人が同一画面を見ながら別々のゲーム映像でプレイできる「SimulView」を4K2Kテレビでデモ

偏光式メガネを利用し、2人が同一画面を見ながら別々のゲーム映像でプレイできる「SimulView」を4K2Kテレビでデモ

開場早々からヘッドマウントディスプレー体験コーナーに長蛇の列が……30~60分待ちとなっていた

開場早々からヘッドマウントディスプレー体験コーナーに長蛇の列が……30~60分待ちとなっていた

 一方で、開場早々に行列を作っていたのはヘッドマウントディスプレー「HMZ-T2」の体験コーナー。10月13日発売ということで、その装着感を確かめたい人が多かったようだ。

国内未発表の新NEXシリーズ。左はミドルクラスの「NEX-5R」で右は上位機種の「NEX-6」。NEX-6はEVFを搭載する

新NEXは無線LANに対応。専用のスマホアプリを利用することで、スマホからライブビューを確認し、シャッターも切れる

 このほか、AV機器ではないがミラーレス一眼カメラの「NEX」シリーズのミドルクラス機種の国内未発表モデルも触れる状態で展示されていた。

新REGZA&4K2K REGZAで大にぎわいの東芝ブース

東芝も来年発表予定の4K2Kテレビを展示。注目を集めていた

東芝も来年発表予定の4K2Kテレビを展示。注目を集めていた

 東芝ブースは「REGZA Z7/J7」と「4K2K REGZA」がメイン。特にREGZA Z7/J7はクラウドサービス「TimeOn」との連携が大きな注目ポイントだが、それで何ができるかなどはなかなか分かりにくい。

10月下旬から順次発売となるREGZA Z7/J7シリーズももちろん展示。クラウド連携サービスについて実際に触って体験できるようになっている

 このため多くのスペースを割いて説明員が丁寧に説明していた。ちなみに、TimeOnのサービス自体がまだ始まっていないので、今回のCEATEC会場は実際にサービスを体験できる貴重な場となる。もし会場に足を運ぶなら見ておくといいだろう。

やっぱり「スマート」がテーマのパナソニックブース

ネットワークを介してスマートフォンなどと連携できる「スマートAVライフ」をアピール

 スマートフォンとの連動をウリにした「スマート家電」を前面に押し出すパナソニック。AV機器も例外でなく、スマホ連携をアピールしていた。

暗室の中で20V型で4K2Kの液晶ディスプレーを展示

暗室の中で20V型で4K2Kの液晶ディスプレーを展示

プラズマパネルの展示もあった。写真はスーパーハイビジョン用の145型8Kテレビ

プラズマパネルの展示もあった。写真はスーパーハイビジョン用の145型8Kディスプレー

 一方で表示パネルについても、20V型で4K表示できる液晶ディスプレーや、145型の8Kプラズマディスプレーなどを展示。映像の精細さをアピールしていた。

国内未発表のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH3」を参考展示。無線LANを内蔵する

国内未発表のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH3」を参考展示。無線LANを内蔵する

 そのほか、ソニーと同じく国内未発表のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH3」を参考展示。ただしケースに囲われており、実際に触ることはできない。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中