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高出力給電が必要なネットワークカメラや無線APも利用可能

高速無線APにも給電OK!バッファロー、PoE+対応L2スイッチ

2012年09月07日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月6日、バッファローは全ポートPoE+に対応したギガビット対応L2スイッチ2シリーズ計5モデルを発売する。PoE+(IEEE802.3at)は、最大30Wの給電が可能な高出力給電の規格。

 インテリジェントモデル「BS-POE-G21Mシリーズ」は24/16/8ポートのモデルが用意されており、管理者様向けの各種管理機能を多数搭載する。また、Webスマートモデルの「BSL-PS-G21Mシリーズ」は16/8ポートのモデルが用意され、機能を絞って設定を簡素に行なえる。

「BS-POE-G21Mシリーズ」(24ポート)

「BSL-PS-G21Mシリーズ」(16ポート)

 機器交換時の再設定を不要にする「USBメモリー復旧機能」やネットワークダウンを未然に防ぐ「ループ防止機能」などを備えるほか、製品のライフタイムを延ばす高信頼・安全設計による3年間保証の実現する。さらにネットワーク管理ツール「BN-ADT」(有償オプション)にも対応する。

 省エネに関しては、自動電力調節機能「おまかせ節電NEXT」に対応。ポートの使用状態とLANケーブルの長さを自動的に判断し、電力を調節する。アイドリングストップモード(IEEE802.3az EEE)にも対応し、データが流れていない時の電力も自動的に削減する。

 今回のPoE+対応のギガビットスイッチを提供することで、IEEE802.11nや11acなど高速な無線LANの性能を最大に活かす帯域を確保できるという。また、LANケーブルで給電を行なえるため、コンセント設置などの設備費用のコスト削減も実現できるという。

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